日本の古典時鳥から読み解く三人の武将の死生観とは?

昔の人、古代の人の
叡知、智慧はものすごいものがあります。

もうね學べば學ぶほど
なんだこの紙切れのような人生は?って
痛感しています。

本1ページすすめるのに半日かかります。
私の場合は疑問を抱いたら次から次へと
調べるのですすまない。
「鳥」の象徴について最近學んでいますが
この「鳥」だけでも
ものすごい智慧が秘められています。

しかもまだ終わらない。

古代の人々の意図を読み解き何を伝えようとしてるのかというのは現代のペラペラの智慧ではなにも
その本質が全く理解できません。

あくまでペラペラの解釈でしかありません。

そこでぶち当たったのが「時鳥」
日本人なら「時鳥」といえば皆様ご存知

織田信長
豊臣秀吉
徳川家康

知らない人はいない武将三人。
織田信長
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
豊臣秀吉
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」
徳川家康
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス 」

有名な言葉です。


織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の「ホトトギスの歌」は
江戸時代の次世代の創作とされていて
これらの言葉が史実として残っているわけではなく
三人の性格や行動を象徴的に表すために歌われた。
ってことらしいですが

別に時鳥でもなくてもいいはずですよね?
朱鷺でもいいしい、鳩でもいいし
鶯谷でもいいわけです。

なぜ時鳥なのでしょうか?

朱鷺にも鳩にも象徴がありますが
この2つだとこの歌が成立しないんです。
なぜならば
朱鷺は智恵、時間の管理者、真理の記録者であり
宇宙の秩序を守ることを象徴としているし
鳩は聖霊の象徴だけども何よりも女陰を象徴していますから意味が通じないんです。

鶯谷にいたってはなにも象徴してるものはありません。

ではホトトギスは一体なにを象徴しているのでしょうか?なぜ時鳥を使い歌を創ったのでしょうか?

ここから先は

2,049字

¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?