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いわゆるインナーマッスルの話~腹横筋と骨盤底筋~
腹横筋と骨盤底筋は恥骨を挟む形で位置しており、それぞれが骨盤を引っ張る働きを持ちます。
この「引っ張る」というのが大事でして、例えば腹横筋を働かせて体幹を安定させたい・声をしっかり出したいといった場合には腹横筋が働くための土台(錨)としての役割をどこかが担う必要が出てきます。
(腹横筋だけが働いたら骨盤は後ろに回転する動きをしまくる)
この時に1つ役立ってくれるのが骨盤底筋なのかなと考えてます
肩甲骨周りがほぐれると息がしやすくなるかも
呼吸をする時に動く体の部位のはあばら骨(肋骨)になりますが、このあばら骨の動きを肩甲骨が邪魔してしまうこともあります。
肩甲骨は鎖骨とほぼ唯一繋がり(関節)を持ち、あばら骨の上に乗っかる形で位置しています。
ただ乗っかるだけではあまりに不安定となるので周りの筋肉が肩甲骨の動きを操作する形となりますが、肩甲骨とあばら骨を繋ぐ筋肉に
「前鋸筋」と呼ばれる筋肉があります。
主な働きとしては
・肩甲
下顎の疲れは首から防ぐ!
歌っていると下顎が疲れたり、筋肉が凝ってくるという人は多く見られますがその原因について話をしている人や文章はあまり見かけません。
あくまで個人的な印象のお話ですが、何かしらの参考にでもなればと思い記事を作ってみました。
まず下顎が疲れるということについて、
・何が疲れているのか
・どのように疲れているのか
ということを考えてみましょう。
下顎にある筋肉は主に舌骨上筋群と呼ばれる筋肉であり、下
あなたが息を吸う時に動く場所はどこ?(つぶやき記事)
息を吸う時に大きく動く場所が
肩の辺りな人(すくむ動き)、お腹周りが膨らむ人、腰の辺りが膨らむ人etc
それぞれの吸い方によって声の出し方にも色々違いがありそう。
(呼吸時の肋骨の動き方としてはどの場所が動いててもおかしくはありません)
息を吸う時に働く筋肉はみぞおちの辺りにある横隔膜をはじめ、首周りの胸鎖乳突筋といった筋肉も関わります。
息を吸う時に既に首周りの筋肉に力が入っていると発声のコ
ロングトーンが続かない人への身体の考え方
ロングトーン発声に必要な要素として呼気量や呼気圧のコントールが挙げられます。
呼気の量に関してはまず大きく息を吸えないことにはたくさんの息を吐けませんので前回の記事を参照ください。
では呼気圧のコントロールを考えていきましょう。
腹式呼吸などの言葉に代表されるようにお腹を使って息を吐くというような動きはイメージしやすいと思いますが、「圧力」を考えるにあたってまず上半身の中に風船が縦に2つ重な
ロングトーンが続かない人への施術方法〜あばら骨の動きを理解する〜
ロングトーン発声に必要な要素として
①肺やあばら骨の拡がり → たくさん息を吸うため
②呼気のコントロール → 必要以上に呼気を吐かないため
が挙げられます。
①について
呼吸をする時に肺を包む複数のあばら骨(以下:胸郭)は上半分と下半分で動き方が違います。
上半分は上下方向
下半分は横方向
に動き、それぞれを
ポンプハンドルモーション、バケツハンドルモーションと呼ばれています。
こ
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60
喉仏を動かしやすくするために必要なこと
記事をご覧いただき誠にありがとうございます!
今回は発声(歌唱)時の喉仏を動かしやすくするために必要なことを考えてみました。
「声を出している時の喉仏」についてではなくて、声を出す準備段階としての「喉仏を動かしやすくするために必要なこと」ですので悪しからず。
声の作られ方声とは
① 呼気圧
② 声帯振動
③ 声道での共鳴・構音
によって作られます。
① 呼気圧は吸った息を吐き出す際
腹式の呼吸 弍ノ型 皮膚の動きが大事
(タイトルは鬼滅の刃を全巻読み終えた余韻からつけました。特に気にしないでください。)
前回の投稿で腹式呼吸において横隔膜の位置を理解することと、腹部の柔軟性を向上することが大事であると述べました。
今回も腹式呼吸をするための身体の事について、掘り下げて考えていきたいと思います。
横隔膜を大きく動かすための呼吸法吸気時に下胸部と上腹部を拡げる呼吸の仕方によって
「下胸部と上腹部が前方に膨らみ
いわゆる「腹式呼吸」をするために必要なこと
発声時の身体の使い方として広く知られているのが「腹式呼吸」という言葉。
しかし個人的に思うのは、言葉そのものが広く使われすぎて「何を目的に」行うかという事や実際に「どのように」行われているのかという事等は解釈にかなりの幅があるように感じます。
というのも腹式呼吸を行っている時に身体の中で実際に起きている事を見る事は出来ず、発せられた声(結果)で判断するしかないため身体の使い方に対する解釈は無限
立った姿勢で演奏・歌唱する時に考えるべき下半身の影響
立った姿勢で演奏・歌唱すると息や声が上手く出せないことはありませんでしょうか。
また何も持ってなければ上手くできるのに、楽器を持つことで上手くできない場合はその楽器の重さや持ち方によって姿勢(特に上半身や頭頚部)が変わっている可能性があります。
本やトレーナーさんによっては「背筋を伸ばして姿勢を正せば良い声やたくさん息が吐けますよ!」等と言うこともあると思いますが、背筋(上半身)の土台と