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【マレーシア生活】壁の多さにクラクラしてるけど、とりあえず生きてる

マレーシアに来て早 2週間。
海外生活に足を踏み入れてからというもの、目の前に立ちはだかる壁の多さにもうウンザリしている。毎日何かしらの手続きや調整で、脳も体もフル稼働。それこそ、分かっているようで分からない英語の研修を受けつつ、銀行口座の開設、ビザの手続き、賃貸探し、契約の交渉まで、ありとあらゆることを同時進行でこなしている。

なんとか一つ片付けたかと思えば、
すぐ次の課題がドンと現れる。まさに“エンカウント”の連続。生活が一歩進むごとに新しい壁が出現し、進んでいる感覚がいっこうに湧いてこない。毎日「これも終わってない」「あれもまだだ」と頭の中が To-Doリストだらけで、どこから手をつけるべきか途方に暮れることも多い。

一応は、
1つずつ手を動かして壁を乗り越えてはいるものの、なんというか壁の「数」が多すぎるのだ。こんなふうに「どうする? あれもやらなきゃ、これもだ」と毎日頭を抱えている。普通なら、ある程度の壁は覚悟の上で準備しているはずなのに、ここまで重なると心が萎えそうになる。とはいえ、今は見知らぬ土地でゼロから生活を築いている最中。どうしても、こうした手続きや準備は避けて通れない。

だが、さすがに「ゲーム感覚で楽しもう」
なんて悠長に構える余裕もない。そもそも日本語ならば「〇〇の手続きに必要なものは〇〇です」と理解していたことも、いざ英語で説明されると混乱しがち。「ん? 今、何を言われてるのか」と質問したいけれど、そもそも質問ができるほど会話についていけていないこともしょっちゅう。それでもこの状況に馴染むしかない、と自分に言い聞かせ、なんとか前に進んでいる最中だ。

見知らぬ土地での新しい生活は、
あれやこれやと気力も体力も求められる。日本での生活なら「あ、これもあれも知ってるし、手続きも慣れてる」なんて頼れる感覚があるけれど、海外生活は一筋縄でいかない。面倒で息が詰まりそうになる瞬間も多々あるが、きっと少しずつ進んでいるはずだ——そう信じて、今日もまたエンカウントする問題たちに立ち向かっている。

でも、ここで救われているのは、
経験豊富な日本人の同僚の先輩がいろいろ教えてくれていること。その先輩がいなかったら、私のマレーシア生活は相当ハードモードだったに違いない。見知らぬ土地で孤軍奮闘っていうのは、実は想像以上に過酷で、特に「これ、どうするんだっけ?」というシーンが多い。でも、先輩が一緒に手続きの流れを教えてくれたり、現地の仕組みを教えてくれたりするおかげで、何とか一つ一つ壁を乗り越えている。

こうして感じるのは、
やっぱり「人との出会い」って、本当に大切だということ。見知らぬ土地で暮らしていると、その出会いが文字通り「生きるためのガイドライン」にもなる。言語の壁も文化の違いも、新しい出会いがあれば不安が少し和らぐ。今では心の支えになっている先輩に「こんなこと言うとあれですけど、いてくれて良かったです」なんて感謝を伝えたくなる。

ただ、そうは言っても、
マレーシアでの生活基盤が整うまでには、少なくともあと 2〜3ヶ月はかかりそう。すべての支払いや手続きが一巡するには、それなりの時間が必要だし、日本にいた時の感覚で「これをすればすぐ落ち着く」というわけにもいかない。それでも、焦っても仕方がないので、今できることを一つずつ片付けていくしかない。自分のペースで生活を少しずつ築いていくしか方法はないんだろうなと、ようやく腹をくくったところ。

そして今のところ、
生活以外にも大きなチャレンジが待ち構えている。仕事もいよいよ本格的に始まるわけで、成績次第では雇用の継続か解雇かが決まるというシビアな状況現実。心配性の自分にとっては、「準備をしっかりして、リスクを最小限にしておく」ことが習慣だけど、ここでどれだけその備えが役に立つかが試されている気がする。

この 2週間でしみじみと思ったのは、
「海外生活って、想像以上に壁だらけ」ってこと。何もかもゼロから作り上げるのは簡単なことじゃないし、心配しても結局乗り越えるしかない。そんな毎日にちょっとクラクラしながらも、少しずつ前に進んでいきたいと思う。


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