
世界遺産Vol.1 「アルベロベッロのトゥルッリ」
今回は南イタリアにある「アルベロベッロのトゥルッリ」について紹介。
めちゃめちゃイタリアっぽい名前ですよね笑
アルベロベッロは地名でイタリアの長靴のかかとあたりに位置しています↓
トゥルッリは下の特徴的なトンガリ屋根のことで、その家屋の数はなんと合計1,600もあります。*厳密にはトゥルッロが繋がったものを複数形でトゥルッリと呼びます。
白い壁の素材は石灰岩です。そして円錐形の屋根は石を傾斜になるように積み上げられていて、しかも漆喰などの接着剤は一切なし! スペインに統治されていた時代に税金から逃れるために簡単に壊せる家にしたんだとか。
上の画像のように屋根に謎めいたシンボルがあることも。ハッキリした理由はわかっていないそうですが、家族を悪魔から守る魔除け、お守りのようなものだと考えられているそうです。 面白い。。
いまだに中で暮らしている人もいて、その機能性は日本の白川郷を彷彿とさせますね。
白川郷のように屋根は傾斜に沿って雨が流れるようになっています。白川郷の場合は雨や雪をできるだけ屋根上に残さないようにするためですが、トゥルッリの場合は対象的に雨量が少ないので、地下の貯水槽に雨が溜められるような構造になっています。
ちなみにトゥルッリをそのまま生かしたホテルもあって「泊まれる世界遺産」としても人気が高いです!
いや~ぜひ行ってみたい!!
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