子供に怒鳴り疲れて自分嫌悪したとき、バイオレンスな初期サザエさんを見たら心が楽になった話
子育て中の皆さま、子供に怒鳴り疲れて自己嫌悪に陥ったりしていませんか?
僕も(本当に大変なのは妻ですが)、風呂上がりに6歳と3歳の娘が全裸で体から水を撒き散らしつつ、寝室と廊下で扉を挟んでアナ雪の「ドアを開けて〜」を歌い出し、注意したら「うるさい黙れ」と下の子から言われたときには、やっぱり怒鳴っちゃったりします。
たまにならいいんですが、基本、毎日、いや1日に何回もこういったシチュエーションがあると、「ああ、他のうちってここまでうるさくないんだろうな、うちが異常なのかな」と不安になることもあるかと思います。
そんな時には今(2019年10月現在)、Amazon primeで見れる初期サザエさんの10話あたりまでを観るのをお勧めします。
とにかくバイオレンス
うちは土日は疲れ切った両親が寝ている中、上の子が普段制限されているAmazon primeを早起きして一人で見るのが日課になっています。
僕らが起きて朝ご飯の支度をしつつ「いつまで見てんだ!」とやり合う日常なのですが、どう辿り着いたのか、今回彼女が見ていたのが「サザエさん」でした。
ご存知国民的アニメなので、僕も見た経験があるのですが、そのサザエさんは見知ったモノとは異なっていました。
全般、邪悪な表情をするし、言葉遣いも荒い。またカツオがサザエのマウントポジションをとって殴りまくったり、サザエはバットやホウキを持ち出して反撃。
エピソードもサザエとカツオがカステラを取り合い喧嘩、最終的にはサザエがカステラに下剤を仕込むという危険なテロ行為を目論むも、なぜかマスオが食べ大惨事というオチ。
あとで調べたところ、この初期エピソード群は昨年ぐらいに公開され、ネットでも話題になったそう。
でも家族で見たらなんかホッとした
このサザエさんを、いつも通り朝の緊迫した(子供が全く言うことを聞かない)状況で見たんですが、家族全員、心を奪われ爆笑しました。
子供も大人も純粋に見て面白いんですが、僕と妻はなんかちょっと安心する部分もあったり。
どうしても子供に怒鳴っちゃう中、周りを気にして窓を開けないようにしていたりと、現代だと気にすることも多いですが(気にしますよね?怒鳴るのうちだけじゃないですよね?)、このサザエさんはその次元を超えています。
衆人環視の中での暴力、また迷惑行為、度を越したシャレにならないカツオのイタズラ、波平の鉄拳制裁。
でもなんかこの家族、すごく仲良くて微笑ましいんですよね。
お互い全力でぶつかり合いながら(そりゃ暴力はいけないですが)、でも仲良い家族の感じ。
怒鳴りながらも子供を愛しているし、子供も自分たちを好きだと思っている。だけど本当に大丈夫か不安な僕ら夫婦にとっては、「ああやっぱり今のままでも大丈夫だよね」となんか勇気づけられました。
ちなみにうちの上の娘は、イタズラの師匠としてカツオが気になるそうで、マジ勘弁してください。
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