煽り運転は、どんな理由があろうとも、禁止です。



煽り運転について、いろいろなケースがありますので、何回かに分けて書いていきたいと思います。 

法律上は? 

煽り運転にも法律上さまざまな事例があり、追い抜き後に急ブレーキをかける行為もその一つです。また、後ろから車間距離を詰めたり、追い越しできない場所で右に寄せてプレッシャーをかけたりする行為も含まれます。これらが煽り運転に当たるかどうかは現場の警察官の裁量や裁判所の判断によります。ドライブレコーダーが普及しているため、それを利用して認定することも可能です。

概要はこのくらいにして、煽り運転は相手に直接的な傷害を与えなくても、法律違反であることは間違いありません。法定速度で走っている限り問題はなく、最低速度を満たしていなくても煽り運転は許されません。煽り運転自体が禁止されているからです。

勝手な解釈はダメ

職業ドライバーの中には独自のルールを持ち出して勝手な解釈をする人もいますが、これには何の根拠もありません。法律上、煽り運転は禁止されているため、どんな理由であろうと禁止です。禁止以外あり得ません。

煽られる理由があると言う人は、いじめに関しても「いじめられる理由がある」と言うかもしれません。しかし、いじめられる理由があったとしても、物理的に危害を加えたり、罵声を浴びせたりすることは許されません。

いじめ問題の怖いところは、それぞれの人が勝手に線引きをすることです。いじめは良くても、殺人はダメというように勝手な解釈がされることがあります。これと同様に、煽り運転も全てにおいて認められません。クラクションも標識がある場所でしか鳴らしてはいけません。

前の車が遅いとか、自分が間に合わないという理由で煽り運転をしても、世の中が良くなるわけではありません。煽ることで怒りを晴らすだけで、その怒りは必要なのでしょうか?車を運転する際は、冷静さを保つことが基本です。

これからはYouTubeや動画を参考にして煽り運転の問題について考察していきたいと思います。


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