見出し画像

時間軸を考えると、良くもあり、悪くもある。

正月早々に洗濯機が壊た。
ここで修理人の腕の見せ所、と行きたいところだが、必ずしも修理することが良いとは限らない。もちろん物を大事にして直すことも重要だが、状況に応じた判断が求められる。

この洗濯機は14年選手。作業着用に屋外に設置し過酷な使用環境にある。エラーメッセージを見るとモーターかベルトがダメになっていると思われる。ベルトのみの交換なら安く済むだろうが、修理して延命をしたとしてあとどのくらい持つだろうか。
作業に取り掛かって、途中で断念する確率は?自分の力量不足で誤認する可能性は?原因が分かったとて、旧式の部品が入手できるのか?
そんな状況を考え修理をしない決断に至った。

仕事においても状況判断は常に求められる。オペレーターにしても、ただ操作が上手いだけではダメなのだ。トラブルが起きた時、自分で対処すべきか、専門家にお願いするのか、時間的余裕があるのか、費用はどうなのか、依頼主の意向は...。それらを総合的に判断して、最善の対応をすることが求められる。

とは言いながら、結局最善の策など時間軸を当てはめると、分からないものだ。今は良いが、未来も良いとは限らない。今は悪いが、未来は良いかもしれない。とりあえず、決めて行動することなのだろう。

今日もまた洗濯機を前にして、自問自答の独り言がこだました。

いいなと思ったら応援しよう!