「いつかお母さんになるかもしれない」10代の女の子から全ての女性へ知っておいて欲しいこと&受胎前からの赤ちゃんとのコミュニケーション
女性には月のものがあります。生理です。生理はなぜあるのでしょうか?赤ちゃんを産むため?小学校高学年から中学生の時に保健の授業でそう学んだと思いますが正直『赤ちゃん』と言われてもあまりピンとこないと思います。私自身もそうでした。
月に一度、一週間程度、経血があって、その期間はナプキンをつける。人によっては腹痛・腰痛・だるさ・むくみ・イライラなど月経前症候群や生理痛に悩まされる事もあり、特に痛みはなくてもプールや温泉に入る時には気を使ったり、むれや痒みや匂いに悩まされたり、モレはしないかと心配になって『月のものはわずらわしい』と思うことも多々あると思います。
では、なぜ女性はこんなにわずらわしい生理というものを身体の機能に備えているのでしょうか?頭で考えたら、わずらわしいだけ。じゃあ、相手のことは考えたことはありますか?
相手って誰!?
そう、今日のお相手は自分の”子宮”です。
子宮さんの立場になって考えてみます。子宮は一ヶ月に一回、排卵をして、赤ちゃんがフカフカのベットで育まれるように準備をしています。新しい命を生み出すため、全身全霊で一ヶ月間準備しています。卵子は卵管を通り、精子と出会うことができ、うまく着床すれば新しい細胞が育っていくのです。
この卵子は女性ならば、胎児の頃に一生涯の卵子がすでにできています。あなたが女性ならば、あなたのおばあちゃんがあなたのお母さんをお腹の中に宿していた時にその卵子の全てがあなたのお母さん(おばあちゃんのお腹の中の胎児)の子宮の中にあって、その時すでにあなた自身の細胞の半分が存在していたのです。
ですから、細胞のミクロなレベルで考えれば、体も心も性格も今の自分だけのものではなく、おばあちゃん世代またはそれよりも遥か遠い世代の先祖の記憶や経験、思考や食生活も関係して、今の自分が形成されているのかもしれないのです。
女性に月のものがあるのは、命を育み、つないでいく役割があるから。身体の機能として、未来の命を豊かに育んでいく機能が備わっています。将来の自分の健康状態、パートナーの健康状態、ライフスタイル、子どもを授かるかどうか、産み育むかどうかは不確定で分からないことではありますが、女性に生まれたならばその可能性は0ではありません。
いつか赤ちゃんを育む可能性のある子宮。10代のうちから心がけて欲しいこと。食事・栄養・睡眠・心のあり方。自分自身の今の生き方が未来の子どもを創っているということを知っておいて欲しいのです。
子どもの時から、自分の結婚や子どものことについて憧れも希望もなく、全く無頓着だった私が10年前から考え方を変え、30歳で結婚・31歳で妊娠をし現在、妊娠3ヶ月を迎えています。
私の考え方が変わったきっかけや、心がけてきたこと、ライフスタイルの変化と赤ちゃんを授かって取り組んでいることをレポートしていきたいと思います。
名のない教室 Pomme Pomme