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なぜ言葉の受け取り方はこうも違うのかって話。
このタイトルに関する話は、別の投稿でもしていると思うが、あまり深いところまで書いていないはずなので、本投稿で書き綴っていこうと思う。
具体的な例を出して説明したほうが分かりやすいので、「ブス」という言葉で説明していこう。
「お前ブスだな~」と言われたら、あなたはどう感じるだろうか。
「失礼な!」
「普通に傷つくんですけど。」
「お前のほうがブスだわ。」
「なにこいつ、関わりたくない。」
「なんでこの人はそんな発言をしたのだろう。」
人によって、感じ方は様々だ。
ちなみに自分は、分析をするのが大好きなので、一番下の「なんでこの人はそんな発言をしたのだろう。」と感じるタイプだ。
同じ言葉を受け取っているのに、不思議ですよね。
これは、その言葉に対するイメージが異なるからです。
そして、そのイメージは、その人自身の経験によって決まってきます。
例えば、学生の頃に、友人との会話の中で、
「お前ってほんとブスだよね~」と言われたとしよう。
そしてそれに対して、「は?ひどいわ~」と返事をした後、
「見てて飽きない顔してんなってことだよ!」と返ってきたらどうだろうか。
「ブス」という言葉が、いつでも相手を傷つけようと思って発される言葉ではないという印象が残るのではないだろうか。
そしてまた別の人の例を挙げよう。
学校のクラスの中で、いつも空き時間に読書をしている人がいたとしよう。その人に向かって、クラスの中心的存在の人に、
「お前ほんとブスだよな。いつも読書ばっかしてて暗いし!」
と言われたとしよう。
そして、それにのっかって、「確かに」「冴えないよね」「清潔感なさすぎ」など、別の言葉もついてきたら、「ブス」という言葉は、言われた人にとってネガティブな印象が残る。
つまり、その"言葉"を通じてどんな体験をしているか、なのだ。
しかし、その言葉を受け取った時の言動ひとつで、その人の中に残る印象も変わってくる。
そしてその言動は、人格形成によって変わってくる。
この根幹の人格形成に関して書こうと思うと、かなり深い話になるので、今後、小出しにしていこうと思う。
※ブスという言葉は個人的に使用することは推奨しておりません。。