願い、祈る

言葉は残り続ける、消えない、誰かの心臓の釘になるかもしれないのに、毎日毎日世界は言葉で埋め尽くされる。見たくないことが多い、狭心なのだろう。知ることが罪か知らないことが罪か、わからない、歳を重ねるごとに正解がわからない、それでも生きていくなかで大小の選択は必ずあり、もうわたしはなにもかもが嫌になった。

本当に優しい人はいないのかもしれない。
本当に正しい人はいないのかもしれない。
何を信教するかで各々の道は分かれて、それは十字路に立つことかもしれない。
それでもいずれ、交差する道でまた再会するのだと願い、祈りたい。
人生を諦めることは容易くない、努力、忍耐、誠実さ、どれも大事で、でもなくてもいい、肩の力を抜いてもいい、極論ニートになって生活保護でもいい、堕落していい、と、人には言えるし本当に心からそう思うが自分には言えない。

いつか見た光がもう沢山だと、思わない未来になりますように、願い、祈る。

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