短歌 スノードーム #涼しいひととき #シーズン文芸
note文芸部がお送りする #シーズン文芸 創作企画。
7・8月のテーマは「涼しいひととき」。
本日はこの方、辰巳ろんさんです(*'ω'*)
遠くあざやかな季節…うーーーんとっても気持ちがいい✨
ぜひご堪能ください!
◇
短歌 スノードーム
木々間のレンガの家から泉へと雪道は伸びる冬の記憶
すべらかに磨がかれた水晶玉転がり行き雪降り続いてゆき
遠いfaraway掻き寄せた六花のファンタジーは減速して鈍く降る
Zzz...連動して眠る思い出が身じろぎ逆さまの足は空に
となりはミライ獲物を探す伴侶の肩にヒラヒラと落ちるラメ
白雪のファンタジーは妖精を見つけるガラス玉の物語
ひりひらり冷凍した泉の閉じたライフラインに降った不安と
今ではみんな木々もみんな切ってしまった雪降るドームにあるリアル
いつまでもfantasy魔法を求めひっくり返すガラスの純水
◇
▼「涼しいひととき」マガジンはこちらから!▼
▼入部(サークル加入)はこちらから!▼
この記事は管理者に寄稿して公開しています
いいなと思ったら応援しよう!
部誌作るよー!!