漫画のマーケティングは一期一会。突き詰めて考えても外すから悔しいし、だからこそ一生飽きない。【ナンバーナインで働く人々 vol.07】
こんにちは!ナンバーナイン採用チームです。
ナンバーナインでは、現在複数のポジションで積極採用を行っています。
「ナンバーナインってどんな会社なんだろう?」「どんな仕事をしているんだろう?」という疑問に応えるべく、活躍する社員へインタビューを行うことになりました!
vol.07では、クリエイターエコノミー事業部でコンテンツマーケティング部門長及び事業戦略 企画開発ユニットでリーダーをされている大貫 剛寛さんにお話を伺いました。
ーー まずは自己紹介をお願いします。
クリエイターエコノミー事業部 コンテンツマーケティング部門長 兼 事業戦略 企画開発ユニット リーダーの大貫 剛寛(おおぬき たけひろ)です。2022年10月に入社しました。今ハマってる漫画は『三十路病の唄』ですかね。7巻がもうすぐ出ます!河上だいしろうさんの作品で、夢を諦められなかった30代6人がシェアハウスで暮らしながらもう一度夢を追うというストーリーなんですが、自分もギリギリ30代前半なんで沁みるものがありますね。
ーー 入社の決め手について教えてください。
大きく2つあります。
1つ目はビジネス面。エンタメ業界って、この先も日本で残っていくものじゃないですか?人が人でいるうちはエンタメって絶対になくならない。だからこそ、ナンバーナインが手がけている事業はブルーオーシャンだなと思ったんです。あとは純粋に漫画が好きっていうのもあります。
2つ目は、世界一を狙えるというところです。漫画で日本一になったらそれってつまり世界一と同じだな、と。日本が世界で一位を取っているものって漫画くらいじゃないかなと思うんです。
転職して新しい何かにチャレンジするなら世界一位を取ってみたい。僕自身これまでのキャリアの中で、SVとして入社半年で年間売上達成率全国一位と、働いていたセレクトショップで、とあるブランド商品を日本で一番販売した実績があるなど、日本一位は過去に何度か取ったことがあるので、どのカテゴリーでもいいから世界一位を取ってみたいと思ったのも大きな決め手ですね。
ーー 社員の印象はいかがでしたか?
熱い人と面白い人が多いなと感じました。
面接で会う現場の社員たちみんな、仕事についてすごく楽しそうに話してくれて。仕事をする時間って人生の大半を占めるじゃないですか。僕はそういう働き方がしたいと思っていて、それなら楽しく働ける方がいいよなって考えてるんです。
だからこそ、すごく仕事を頑張っていて、仕事について目を輝かせて語れるような人たちと一緒に働けるというのは大きな魅力でした。
ーー それでは、入社前のお仕事について教えてください。
前職はMD兼ECディレクター、SNS運用統括、会社の中期計画の策定・実行リーダーと幅広い業務に携わっていました。6000人くらい社員がいる会社だったので、価値観のすり合わせや物事の決定などにとにかく時間がかかる。その中で縦割り組織ならではの窮屈さを感じたんですよね。
1つのことを進めるのにもかなりパワーがかかっていて身動きが取りづらくて。僕は保守的すぎるのはつまらないなと思うタイプなので、この環境では自分の良さが活きない、好きなことができる環境に移りたいと思って転職に踏み切りました。
ーー では、今のお仕事について教えてください。
クリエイターエコノミー事業部の売上を最大化させるのが僕の役割です。①販売施策の企画立案・実行、②新事業の創出、③組織設計、④IPの創造という4つのことをやっているのですが、もう全部面白いです。その中でもIPの創造と施策立案については特に注力しています。
渋谷の109フォーラムビジョンというスクランブル交差点から見える巨大モニターを9月から押さえているので、そこでいろんな施策を打って、漫画を盛り上げていこうというのが直近で言える大きな仕事ですかね。某大手企業との協業なども進めています。
ーー 楽しみです!そのような施策はどのように生まれているんですか?
僕は世の中にあるものでもうゼロイチはほとんどないと思っているので、サービスを見たら分解して考える癖をつけています。例えば当時、iPhoneってなんで流行ったんだろう?iPad、iPodなどのことを考えると、持ち運べて、見れたり聴けたりする携帯が流行るのではないか、とかですね。
広告や売れているサービスを見た時に、どんな意図?誰に向けて?なんでこの時期に?とどんどん分解して考えて、細かな要素レベルにまで分けていく。そうした要素を掛け合わせながら、面白そうなものをどんどん考えて、施策に落とし込んでいます。
ーー 1日の仕事の流れについて教えてください。
10:00に出社して、連絡チェック、2チーム分の朝会を終わらせた後に、社内の企画会議ですね。そこからは作家さんとの打ち合わせ、代理店との打ち合わせ、事業会社の打ち合わせ、広告周りの打ち合わせ、出版社、メディア様との打ち合わせ…ととにかくずっと打ち合わせをしてますね。夜は会食に行くことが多いです。
ーー 仕事の中で一番面白いことはなんですか?
めちゃくちゃ突き詰めて考えまくっても、失敗するってことですね。これは絶対当たるって自信があって、販売促進計画まで立てて、実際に販売したりイベントを打ったりしても、普通に失敗するんですよ。他の小売なら数字を見ながら軌道修正ができるけど、漫画の場合は一期一会だと痛感しました。組み立てても組み立てても外すから一生飽きないんですよ、エンタメ業界。エンタメをマーケティングするとなったら、当て勘を鍛えて、どれだけ計算して積み重ねても、思ってもいない成果が当たり前に出てくる。それができるのは天才だけ。だからいっつも悔しがれる。それが、めちゃくちゃ面白いです。
ーー最後に、実現したいことがあれば教えてください。
まずは自分たちの力で、ナンバーナインの作品を日本人みんなが知っているヒット作にすること。
あとはやっぱり世界一を目指したい。クリエイターさん向けサービスでは世界一位って早く言えるようになりたいです。登録者数や作品数など、何で一位になってもいい。というか、すでに世界一になってる要素もありそうですけどね。(笑)
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私たちと同じ思いを抱いている方とお会いできるのを楽しみにしています。