#7 司会進行・ファシリテーション・レクリエーションがうまくいくテクニック
こんにちは。京都府在住35歳のコバです。
今日はレクについてのテクニックなんですけど、レクに限らず、司会進行とかファシリテーションの時にでも役立つテクニックを紹介します。
・相手の緊張の度合いを測る。
ある程度の人数が集まったときに、その集団がどの程度の緊張感を持っているのか、まずは知ることから始めましょう。
これは、僕自身の経験から段階分けしたものですが、人の緊張には大体5つの段階があるんじゃないかと思っています。
(1)話しかけたときに相手の目線が上がる(目が合う)か。
(2)声をかけたときに、返ってくるか。
(3)対象への指示が通るか。
(4)対象者同士の触れ合い可能か。
(5)対象のリアクションがボディランゲージとして現れるか。
対象の集団が、今どれぐらいの緊張感を持っているのか、把握しておくことはとても重要です。
対象の緊張具合に応じて、その緊張をほぐすためのアプローチを仕掛けていかないと、ミーティングでも何でもうまくいかなくなります。
・CSSテクニック。
Catch(キャッチ)・Spot(スポット)・Spray(スプレー)の頭文字をとって、CSSテクニックです。
仕組みは簡単で、
(1)対象の動きを見つけて(キャッチして)、
(2)その対象に注目し(スポット)、
(3)それをほかの対象に拡散させる(スプレー)。
という流れを表しています。
人の緊張具合は様々です。人よりも緊張をほぐれるのが早い人もいるし、人よりゆっくりな人もいますよね。
緊張がほぐれるのがゆっくりな人に、ちょっとで早くほぐれてもらうために「周りの人に、こんなに緊張のほぐれている人もいるんですよ」ということを伝えることがポイントになることがあります。
対象の中から緊張がほぐれているサインを見つけて(笑顔が見える・リアクションが大きくなっているなど)、サインが出ていることをほかの人に拡散します。
それだけで、緊張がほぐれることがあります。
さらに、このテクニックは場を鎮めたいときにも使えたりします。
思考を進めてもらいたいときや、ワークをしているときなんかで、周りを鑑みずにテンションが上がってしまっている人っていますよね。そういう人向けに「こうやって考えている人もいるんですよ」って伝えることで、上がっているテンションを鎮めてもらえたりもします。
集団のテンションを統一していきたいときに使えるようなテクニックですね。
まとめ
こんな感じで、場をうまく回していくためや緊張をほぐしていくために使えるテクニックをとりあえず2つ書いておきました。
ほかにも書けるようなことが出てこれば、書いていきたいと思います。
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