ティール組織は訪問看護・介護事業に向いている。
こんにちは。ティールコーチの小河節生(Sam)です。
来週3/22には名古屋の訪問看護ステーションFOOTAGE社の大串社長を招いて名古屋駅前のウインクあいちでセミナーを開催します。
お申し込みはこちらです。
会場: ptix.at/ZK92ds Zoom: ptix.at/Eo4JoD
とういうわけで訪問看護事業の周辺の話題を今週は書いていきます。
訪問看護とはこんなサービスのことでした。
今日は、訪問看護とその兄弟分に当たる訪問介護事業では、ティール組織ととか自律分散型組織があっているといえるでしょう。その理由は、オランダの訪問看護会社ビュートゾルフ社ではティール組織を使った大成功事例があるからです。
その前に従来の組織とティール組織とか自律分散型組織の違いをできるだけわかりやすく説明しましょう。出典は、「ティール組織」(フレデリック・ラル著,鈴木立哉訳、嘉村賢州解説)になります。
元々は、
最初にあげる特徴としては”自律分散”というように、組織のメンバーに決定する権限を分散していることです。私の見たところでは、どんな権限を分散するか、決定までのプロセスをどうするかは組織によって違っています。
事業部長の権限では、1億円の予算まで使っていいとしたら、社長は何も口出ししないというイメージです。採用もその部門で必要な人を予算内で賄うなら裁量に任せるやり方です。責任も伴います。トラブれば解決するのは決めた人です。
なんでも上司の決済がないと、会議で合意されないと先に進まない今までの組織とは違いがあります。
2番目に全体性・ホールネスと言われる特徴があります。近頃は安全安心の場とか心理的安全性といったことが組織には必要という話を聞くでしょう。自分の弱さすらさらけ出せる方が生産性が良いという研究結果もあります。
そうするには、トップ自信が自分をさらけ出し、自分らしさや弱さを見せ、自分人の長所にも短所について認めることです。周囲の人たちも同じようにふるまってくれるようなるという状況の前提になります。
従来の組織では、トップは弱みを見せてはいけない、腹の中を読まれてはいけないと言われてきました。部下には権限と権威で威圧せよなんていう上司もいました。そんな経営スタイルを未だ説いている経営コンサルタントも少なくないですね。
3つ目ですが、存在目的です。英語ではEvolutionary Purposeなので進化的目的になります。「ティール組織」によるとこう書かれています。
従来の組織では、特にグローバル経営という軸で動いている組織は、売上、利益、そして株価をどんだけ上げるかが存在目的になっているのではないでしょうか?
さて、長くなってしまいましたので、オランダの訪問看護会社ビュートゾルフ社と名古屋市の看護ステーションFOOTAGE社はどうやっているかは明日ご紹介します。
さらに突っ込んだ話を知りたくなったらこちらにご参加ください。
動画をアーカイブ配信する予定でおります。綺麗に撮れるよう頑張ります。
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会場: ptix.at/ZK92ds Zoom: ptix.at/Eo4JoD
(Amrbroがこけていたのでnoteに掲載になっています。)
こころざし創研 代表
ティール・コーチ 小河節生
E-mail: info@teal-coach.com
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