こんにちは。
今回は、ネットに書き込まれる匿名投稿って、ほんとに愛に欠けてるねって話を友人としていて書きたくなった内容です。
言いたいことから言っちゃうと、匿名なネットの環境では人って本当に醜い言葉を平気で吐くもんですね。思いやりなし、リスペクトなし、責任感皆無、相手の事情なんて微塵も知ろうとしない。
根拠のない誹謗中傷ワードを吐き捨てて、人を傷つけていく。
ようは、愛の基本的要素はそこに存在しない。
どんな人が、そんな言葉を吐いていくか。そうは言っても、噂話が三度の飯より好きな人も少なくないしね、といったことを書いてみた。
噂をするときも、愛をおき忘れてないでが、メッセ。
ここから先は、お暇なら読んでね。この引用は、愛の基本的要素について知ってる人は読み飛ばしていいです。
では、どんな人が根拠のない誹謗中傷ワードを吐き捨てて、人を傷つけていくのか。いわゆる炎上を煽っていく人とは。
炎上に加担している行為は、、。
いわゆる炎上とされるニュースを見た人の24.5%がなんらかのアクションをとる。関連情報の検索をする。これも加担である。
SNSでそのニュースを見る。知人に話す。これも拡散に加担する行為。
ニュースサイトに炎上ネタがあればアクセス数が伸びるとすればまた同じようなニュースが格好のネタになる。
ニュースを見た人の24.5%のうち3.6%はコメントなしてReTweetする。2.3%の人がコメントをつけてReTweetするという調査論文<国内における「炎上」現象の展開と現状;吉野ヒロ子(帝京大学)>がある。この3.6%+2.3%=5.9%が関与群と言われる層。
「関与」群の 8 割近くを 20 代と 30 代が占め、 若い世代に多い傾向がある。「会社員」が多く、「関与」群の62.5%となっている。学生も若干多く 「関与」群の 5.0%となっている。
世帯年収については、調査結果で違いがあってはっきりしない。
で、「関与」群の書き込む動機だが、の「義憤にかられているから」という項目に対して、他の群や全体よりも同意する傾向が強い。
統計的に調査分析した文献に行き着けず、歪んだ心理状態を持った人たちが”炎上”にどれくらい関与しているかはよくわからなかった。人の不幸は蜜の味とかいう心理や、妬みや嫉みの感情から起動している行為もあるはず。
とは言っても、噂話は大概の人は好きです。私もやはり聞き耳を立ててしまうし参加しちゃうこともあるのが実際だ。
それで、なんで人は噂話が好きなのかというと、人類の本能的なレベルからくるものであって、進化的な理由があるはずと一部の社会学者は主張している。
そのあたりの意義と課題を文献から拾ってみた。かなり要約してます。
ここでは、噂話・ゴシップの意義は、小さなコミュニテイでは有用なことが説明されていた。雑談と言ってもいい感じ。
これって、進化型組織の会議の前によく行われるようになったチェックインもゴシップを共有する行為な感じがする。
暴力によらずコミュニティの規範を逸脱する者への抑制の効果も考えられるという。ただ、非公式な糾弾、誹謗中傷、私怨の発露のようなことまで発展することが問題になってしまっている。
ここで引用したゴシップの力では、ゴシップは我々が生きている世界の迫真性、つまり「リアリティ」と「最もらしさ」に関わる「物語モード」の思考を担っていると言っている。
ゴシップは本質的には他者を理解しその心理や行動を想像しようとする言葉のやりとりに他ならないと結んでいる。
そろそろ結びに向かうとしよう。
総務省が”インターネット上の誹謗中傷への対策”というホームページをアップしている。炎上被害に遭ったら、炎上を防ぐ対策について様々な情報があり困ったら参照してください。
お役所にしてはちょっと粋なデザイン。
ハートがなけりゃSNSじゃない!
では、私からも。
ネット社会にも「愛するということ」を実装しよう!
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今月は2023/07/08 20:00〜22:00に、「本を読んでなくてもいい読書会」を開きます。
エーリッヒ・フロム「愛するということ」がネタ本になります。
https://note.com/no1coach/n/n0a896c784afe
主催者のFavebook友達に今のところ限定になっていますが、ご参加ください。
ここまで読んでくださった方にありがとうございます。
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こころざし創研 代表
ティール・コーチ 小河節生
E-mail: info@teal-coach.com
URL: https://teal-coach.com/
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