さらば2024
毎年この時期になると「今年もいろいろあったなぁ」なんて感慨に耽ったりする。
「いろいろあった」ということは「いろいろやった」という証でもあるからまぁちょっと胸を張るというか背筋が伸びる。
先日、今年の漢字が「金」だったので
（ちなみに『かね』って読んじゃったよ）
ご多分に漏れず自分の漢字を考えてみて浮かんできたのは「挑」だった。
ちなみに去年も「挑」だったので死ぬまで変わらないのかもしれない。
やっぱり布袋さんの影響を強く受けているから常に挑戦者として未来に向かって進んでいたいのです。
もちろん不安なこともあるし怯むときもあるけど、勇気を出して前に踏み込むことは大事にしたい。
何もやらなければ何も変わらないって頭で分かっていても行動に移せず無為に過ごした頃をムダにしたくないから余計にそう思うのかもしれない。
ムダじゃなかったねって言ってやりたいじゃないですか、過去の自分に。
過去は変えられないし未来のことは分からないから今この瞬間を楽しめるか…を軸にしてるとしんどいと思うようなことも何だかワクワクするようになってきて我ながらポジティブ通り越してもはや変態なのかもしれない。
今年わしが一番勇気を出したこととしてはメディア出演。
双極はたらくラボの松浦さんにお声がけいただいてYouTubeに出演したり、Eテレのバリバラに出演したこと。
声をかけてくれたんだから光栄なことだし断る理由もないからわりとふたつ返事で引き受けていた。
単純に面白そうだったし。
実際、面白かったし。
かつて通っていた専門学校（中退したけど）があった街を訪れることもできて懐かしいようなほろ苦いような不思議な感覚に包まれたり。
松浦さんが双極はたらくラボで色々な働き方をしている双極症の当事者を積極的に取り上げることで「働き方に正解はない」ってことをたくさんの人に届けられると思うからこれからも応援していこうと思う。
バリバラについても基本は同じで楽しそうだったから引き受けたしディレクターさんがこちらの意向を最大限に汲み取ってくれたので夫婦で楽しんでいた。
金銭的になかなか旅行に行けないからここぞとばかりに大阪観光してたこ焼き屋さん巡りができたのも楽しい思い出になっているし、
ナレーション収録の際に大好きな神戸浩さんにお会いしてお話ができたのは人生の宝物になった。
これもディレクターさんにわしが神戸浩さんが大好きと伝えていたから叶ったことなので気持ちを隠したり変な遠慮をしなくて正解だった。
そして野間慎太郎=ダダという認識が広がって変人に磨きがかかった。
しかし大阪は暑かったな…ほんとに…
もちろん仕事の方も今年は体調に若干、振り回されつつも上司のサポートをしながらいくつかの企画を成功させることができた。
秋には2年ぶりにカミさんと揃って帰省できたので家族の時間も充実していた。
ピアサポートでもハマッチャで初の大きなハイブリッドイベントをやってみたりありがたいことに毎年恒例の専門学校の講師も何度かあったし、
新しい活動に参加して来年からまた色々と始まるからワクワクしながら今年が終わろうとしている。
そして気の向くままに綴ってきたnoteも先日、トータルビューが3万を超えた。
本当にたくさんの方がわしの駄文雑文や親権な想いに目を向けくれたからこそたどり着いた数字。
皆さんに心からお礼申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。
もちろんすべてにおいて言えるのは仲間や家族の支えがあってこそ。
1人だったら何ひとつとして実現できないことばかりだったから人とのつながりは本当に大切だし、
わしにとっては財産のようなもの。
わしがパート主夫をしながらピアサポートができるのはカミさんと両親の理解と支えがあってこそ。
人は1人では生きていけないなんて言葉をよく耳にするけど本当にそのとおりだと思う。
特にカミさんと両親には感謝という言葉では足りないくらい感謝している。
ついでにベイスターズの優勝もすさまじく嬉しかったな。
前は高校生だったから生きてて良かったなと心から思いました。
日本シリーズも見に行けたし来年も4649！
2024年は能登の震災があり決して明るいスタートではなかったし今も被災地ではつらく苦しい日々に耐えながら諦めることなく未来に向かって歩んでいる方たちがいる。
わしにできることは義援金を送ることくらいだったけど布袋さんと吉川晃司さんが再び復興のためにCOMPLEXでチャリティーライヴを開催してくれたのでそこに足を運んでグッズも買った。
同じ金額を募金することは難しいけど、
ライヴは双方向なので心置きなく被災地を思いながら募金することができた。
必要経費を除いて全ての収益を能登の復興に使うという心意気は本当に素晴らしいです。
本音としては大きな災害が起こらないとCOMPLEXを観ることができないってのは複雑だけど…ね。
悲しいこともたくさんあった1年だった。
1月に祖母が99歳でこの世を去り、2月にはピアサポート仲間が逝去した。
8月にもマジックでみんなを笑顔にしていたピアサポート仲間が逝去してしまったし9月にはピアサポーターとしての基礎を作ってくれた恩人まで逝去してしまい、
とにかく命について考える時間が多かった。
命はいつか尽きることは分かっていてもあまり年の変わらない仲間が相次いで去っていくと次は自分なんじゃないか…みたいなことを考えてしまうこともあった。
けど、だとしても。
わしにはまだやることがたくさんある。
どうやっても後悔のない人生を送ることは難しいかもしれないけど妥協して生きていくような性格じゃない。
「挑み続ける」しかない。
逆境を楽しみながらプレッシャーを味方につけて常に前に進んでいたい。
それをやってきたから今がある。
だからこれからもそうやって愚直に一途に信念のままに生きていこうと思う。
まぁたまに悔しくて眠れない時もあるけど相変わらずナントカの一つ覚えで「今に見てろよ…」としぶとく生きていく。
諦めずに挑み続けていたら全部じゃないにしても叶うことはあると実感しながら今年も終わろうとしてる。
先日、感染したインフルエンザが思いっきり長引いて中耳炎まで引き起こしてくれたので聴力が劇的に低下していて左耳がほぼ聞こえなくなってるけど、
病院に通ってればそのうち治るだろう。
来年は布袋さんがGUITARHYTHMⅧをリリースして全国ツアーも行う予定なのでそれまでに治ってればいいや。
…不便だけどさ。
皆さんと同じように良いことも悪いことも、
楽しいこともつらいこともあったけれど、
生きてる証だと思う。
だから来年もできるだけ楽しいことを探し続けて日々を過ごしていこうと思う。
という感じで今年の振り返りでございました。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
皆さんが平穏で笑顔あふれる1年になることを祈念しています。
では…今年最後の…
アディオス！！
