実朝暗殺を描く和歌
大河ドラマも佳境を迎えてきました。
実朝暗殺から承久の乱への道に入ってきました。
雪の日の暗殺事件は、日本史では幾つもあり、目立つ印象です。
赤い鮮血と白雪のコントラストは、美術でもありますが、それ以上に残酷さを際立たせます。
戦乱や権力争いが、如何に酷く、無情であるかが伝わる物語になっていると思います。
以下、源実朝暗殺事件の話を目の当たりにして、詠んだ和歌三首を掲載します。🙏
・鎌倉に 舞う雪赤く 染まりゆく 武士の世界は 恐ろしきかな
・白雪と 共に恨みも 積もりたり 重さ耐えかね 散り落つるのみ
・武士の世は 餓鬼の道ぞと 告げる夜 朱色に滲む 雪を眺めて