葉状腫瘍の手術レポ

2月にした手術の話

今更だけど、当時のわたしと同じように不安を抱えてる人のために

｢わたしはこうだったよ｣をまとめとこうと思います

葉状腫瘍、結構マイナーであんままとめて感想書いてる人おらんのよね

※しこりのサイズ8.2×7.4

※細胞診の結果 良性悪性不明

※組織診せず手術で取り除き病理検査

※良性の可能性の方が高いためしこりのみの切除術

※その後病理の結果が悪性の場合全摘

まず手術日の前日入院

まじで特にすることないのでずっと読書

その日の晩から絶食

術日当日はとにかくお腹がすいてた記憶しかない

この日手術終わったら食べれると思ってたら術後も絶食

術日は何も口にすることをゆるされませんでした

この日のご飯は点滴です

この点滴も何かあった時、輸血もできるように太くて長い針を刺されます

わかるかな？

針の穴の跡とその上にボールペンで印ついてるの

こっからここまで入ってたみたい

点滴抜く時思ってるより長い針出てきてたまげた

痛みは普通の点滴とさほど差はなかったよ

手術直前までは本当に余裕のよっちゃんだったのですが

いざ看護師さんが｢時間です、手術室移動します｣ってむかえにきて

無機質な手術室に入って手術台に座った瞬間から

急にいろいろ実感して震えて泣いた

心電図みたら心拍ずっと90オーバー

ぽろぽろ泣いてたら綺麗な看護師さん2人が｢不安だよね、大丈夫だよー｣と背中をさすってくれた

それを見てた麻酔科の先生が｢どっちに泣かされたのー？あとで怒っとくから｣と冗談言うので少し力抜けた

あれよあれよと台に寝かされて酸素マスク？つけられて

麻酔科の先生の｢お薬はいりまーす｣の声でなんか息苦しさを感じたあと

暗闇に放り込まれる感覚がきて｢これが麻酔！キタキタキタ！｣って思ったら

｢わかりますかー？おわりましたよー！｣おわってた

身体に力入らない感じはあるけど、ほんとに寝てる間におわってたことにめちゃくちゃ安心した

わたしがまだ寝てる間にママは取れたてほやほやのしこりを見せてもらったうえに袋越しに触ったらしい

わたしも見たかったし触りたかったずるい…！

そのままベッドごと病室に戻され、浮腫まないようにする機械を脚につけられ

4時間は絶対安静だと、4時間ただ天井を見る時間を過ごす

術後だんだん麻酔が切れてくけど、この4時間の間は特に痛みはなかった

胸にドレーン入ってる説明をされて(なんか体内の血をはやく外に出すしくみのやつ)

尿のカテーテルも抜いてもらって(全身麻酔中に入れられてた)

安静の時間終わって自力で歩けるの確認して

就寝時間だったのでこの日はこれでおやすみ

その日の深夜、激痛で目覚める

外側の傷じゃなくて、なんていうか深いところ、胸の奥の方から痛む感じ

呼吸がままならないくらい痛い

わたしはこの痛みと何日戦うんだろう…とめちゃくちゃ不安になる

ナースコールして、点滴から痛み止め注入

マジ神。即効き。あっという間に就寝

因みに痛かったのこの時だけであとはもうこの病棟で1番元気なのでは？ってくらいぴんぴんしてました

術後2日、ついにガーゼが外れて胸とご対面！

しこりのサイズが大きいため切除すると胸が小さくなりますと説明をうけていたけど、小さくなった胸にさほどショックもなく、ほんとだーって感じ

そんなことより気になるのが乳首がみっちみちに腫れ上がってる。左の乳首4つ分くらいある。まじで比喩じゃなくて

先生に聞いたら乳首の裏側までめくってしこりとったから的なこと言ってたけどちょっと難しくてよくわからなかった

この時手術の傷なんかよりよっぽど痛い思いをさせられるのがこの乳首なんだということをこのときの私は知らない…

※1ヶ月乳首から流血し続けました

※まさかの母乳パッド大活躍

手術の方は傷の治りがよくて退院日が早まり10日の予定が7日で退院しました🥳

葉状腫瘍、再発率が高いからあと3年は半年ごとに定期検診を受けることに

気をつけようがないから祈るしかない

せめて子供が成人するまで何事もありませんように

みんなも定期検診いこうね