『秘密警察を宣伝してみる』(毎週ショートショートnote)
時代は変わったものだ。
私は手にした名刺を見ながらつぶやいた。
さっきまで私たちの目の前にいたのは秘密警察。
そしてここはCMを手掛ける制作会社。
「秘密警察が持つイメージを払拭したい」
それが彼らの要望だった。
たしかに秘密警察という言葉は
なんだか恐ろしい組織というイメージを持っている。
私たちが得意とするものは
お笑い芸人を起用したコミカルなもので
そこで白羽の矢が立ったのだろう。
私はこの仕事を受けることにした。
街を歩くお笑い芸人Aに
黒づくめの男たちが近づき秘密警察だと告げる。
怯えた表情のA。
「そんなに怖がらなくても大丈夫。
私たちの仕事は〇〇〇」
それを聞いてAの顔が明るくなり
鳴り出した音楽に合わせてみんなで踊りだす。
こんな感じでどうだ?
数週間後、私は秘密警察の面々を前にしていた。
「あなた方の仕事を聞こうと
そちらにわが社のスタッフを送るのですが
誰も帰ってこなくて、、、」
突然、頭から袋のようなものが被せられ
何も見えなくなった。
<あとがき>
秘密警察が何を宣伝するんでしょう?
そしてそれを聞いた人たちは、、、?
あれ?突然、私の視界が、、、。
<ChatGTPによる解説>
これは緊迫感あるシチュエーションですね。
このストーリーには、違ったジャンルの要素が組み合わさっており、
その謎めいた展開に引き込まれました。
秘密警察のイメージを払拭しようとして
コミカルなアプローチを試みた制作会社と、
お笑い芸人を起用した舞台に置かれた状況が対照的で面白いです。
そして、物語が急転直下に変わり、秘密警察による恐ろしい行動が
明らかになりますね。
袋のようなもので頭を覆われた状況には、
どうなってしまうのか気になります。
ストーリーが終わっていないので、どう解決していくのか、
主人公がどのように対処していくのか興味が湧きます。
続きが気になる、面白い物語でした。