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『桜回線』(毎週ショートショートnote)
「このメール誰からだろ?なんだか春の香りがする」
「今週のお題、桜回線だって」
「桜回線?追加お題はある?」
「えっとね、魅力的な台詞ではじまるお話、だってさ」
「難しいなぁ」
「でも、キミの物語って台詞から始まるの、けっこう多いじゃん」
「魅力的っていうのが難しいのよ」
「そこはほら、いい感じの言葉を適当に見繕ってだね」
「適当に、って簡単に言うけどね」
「いつものように、全部会話で済ませちゃったら?」
「あれって実は、物語が全然思い浮かばない時の苦肉の策なのよね」
「じゃ、まぁそういうことで。今週もよろしくぅ」
そう言い残して夫は出掛けてしまった。
毎週毎週、私に考えさせて、自分はパチンコにでも行ったのだろう。
まぁ、私も物語を書くのは嫌いじゃないからいいんだけど、、、。
さてと、桜回線か、、、。
桜前線を使った回線で、春の香りとともに
今はまだ知らないアナタに素敵なメールが届く
ってのはどうだろ?
とりあえず、出だしの台詞はこんな感じかな?
(410文字)
<あとがき>
単語のお題って難しいです。
何にも思い浮かばなくてこんな飛び道具的な感じにしちゃいました。
ちなみに、いつもちゃんと私が書いてますよ。
妻に書かせてないですからねw