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秋の夜長に通り過ぎた炎

新涼灯火、刻露清秀、風霜高潔。
紅葉が綺麗な時期となりました。
秋は1番好きな季節です。季節の綺麗な四字熟語を探すのも好きです。(いら情)

ということでこんばんは。インストールしたままのnoteを半年ぶりに開きました。良くも悪くも周りの波に流されやすい性状というかミーハーというか詰まるところすぐ流行りに乗りたくなる。

"隣の芝生は青い"状態。

皆様のお気を悪くさせたら御免なさい。
はてブと何方が使いやすいか分かりかねますが編集能力が無い私にとってシンプルが1番有難い。
有耶無耶うろうろ彷徨うかもしれませんがお手柔らかに。語りはnote、セトリ類ははてブにでもしようかな(←ご自由にどうぞ)

と、書きたいのは言い訳でも何でも無くて。自担如く話が長くてすみません。本題に移ります。


五騎当千

(2021.11.20〜11.21 in 代々木第一体育館)

それは1年前。彼らが新たな伝説を刻んだ2日間。
結局備忘録もままならずキリのいい1年後の今日に記そうと思いぬくぬく温めていました。(いいえ、ただの怠惰です)

初の単独アリーナコンサート。
初の代々木第一体育館。

"ついにここまで来た"

誰もがそう思った11月某日。
相変わらず高揚感で眠れない前日の夜。


秋麗の朝。


刹那、勢いに身を任せ思いの儘飛び出してきた光たちは何とも美麗で眩しくて。瞼の裏にはあの瞬間の光景が今でも鮮明に思い浮かびます。

沢山のJr.を従えどんと構える5人の姿はあまりにも勇ましく自信に満ち溢れていた。立体的になった会場を目まぐるしく駆け抜ける5人が心底楽しそうなのが目に見えて分かって。これだけ大きくなった会場を思いの儘滑るのは心地良いだろうななんて。
物理的に遠くなった距離に嬉しさ半分寂しさ半分。


そう思っていた矢先に瑞稀くんが放った言葉。

どんどん会場が大きくなって"HiHi Jets遠いな"なんて感じてる人もいるかもしれません。
でも僕らはずっと一番近くにいるので。
遠いなんて絶対感じさせません。
五騎当千 挨拶より

あ、この人わたしたちが考えてることお見通しだったんだ。胸がきゅんとなりました。
こんな相思相愛なことあるんだなぁ。そうだよね。

周りを見渡すと5等分5色に染まる綺麗な会場。
手動とは思えないソロ曲での同色に埋まる景色。
初披露の曲でさえ阿吽の呼吸で揃う光の打点。

HiHi JetsとHAFにおける絶対的な信頼が此処にあるなと改めて実感した公演でもあったから。
"ずっと1番近くにいる" 瑞稀くんのこの言葉は今でも頭に膠着いているよ。



懐かしい先輩方のカバー曲から最新のオリジナル曲まで。V6の解散に伴いメドレーを披露する姿には思わず感極まったりして。


風が吹く道の先には
どんな世界が広がっている
立ち止まらずに走り出そう
ほらどこまでも行けるさ
complete

5人で歌うcomplete。
気がついたら目からすーっと雫が一粒。また一粒。
5等分の大画面、狡いよ。
新たな可能性を見出す5つの光は彩雲のように煌めいていて。この5人なら本当にどこまでも行けちゃうなと手に持つ光を握りしめ鼻を啜らせる。

そんな幻のような時間が只管幸せだった。


ところで今更ですがタイトルははっきり言って毎度直感。夏に単独コンサートが決定してはや3ヶ月。
2日間4公演というF-1の如く一瞬で駆け抜けたあまりにも短い幸せの具現。秋冷の中、炎のように燃ゆる彼らの熱(思い)が伝わってきた公演だったなと思いこのタイトルにしました。


今となってはもうあの日の記憶も欠片でしか思い出せなくなった。

いつだってそうだ。

一晩寝てしまえば朝日と共に沈んでしまう。止むことなく時は過ぎゆく。草は枯れ花は散る。流れ星は消える。やがて人は死ぬ。だからこそ人は輝くその一瞬が"綺麗"だと感じ縋りたいのだと思う。
永遠に続かない夢幻泡影だからこそときやものは美しいのかもしれない。まるで蝋燭の燈のように。風を遮らないとふと消える儚い光。

うたかた。

現場だってそうだ。共に生きた伝説の1ページをまた捲る。そんな幸せを強く噛み締めそっと抱きしめる。大切に大切に。今日もまた鍵をかけよう。そうだ、その鍵は彼らに託そう。そして時に見返そう。色褪せることのない思い出を。実の詰まったカラフルな宝箱を。こんなこともあったね、なんてケラケラ笑いながら懐旧談をしよう。



あの日は満月の夜だった。



猪狩さん、今夜は

月が綺麗ですね。
夏目漱石




揣摩憶測:根拠もないのに1人であれこれ想像の翼を広げてしまうこと


ねぇ猪狩さん、今日も貴方が居る奇跡にわたしは感謝してるよ。最近はずっと、この繋がっている糸がいつかぷつんと切れてしまわないかなんてありもしないことを沢山考えてたりするんだ。考えすぎだって思ったでしょ(笑)でもさそんな保証どこにも無いじゃん。わたしはどんなに貴方を好きでも貴方に縋って思いを寄せ続けることしか出来ないの。毎日はち切れそうな程ぎゅうぎゅうに詰め込んだ荷にもなる思いを貴方たちに向けてしまってごめんね。縛り付けてしまってごめんね。ひとつだけ我儘垂れても良いかな。怒る?ねぇ、


お願い、どうか居なくならないで。


ただのエゴだってそんなの頭の片隅で覚えている。筈。この思いが更なる枷になることも充分分かっていて。だけどどうしても貴方に縋りたくて。甘ったるくて重苦しいよね。こんな狡い追い風で本当にごめん。

わたしたちにとって彼らは媒体の中で生きているのと変わらない。その媒体を奪われるとわたしたちは何も貴方のことを知る事が出来ないの。わたしたちはアイドルとファンの関係だから出逢えた奇跡で。もっと近くで違う形で、なんて頭の中がぐるぐるする事はよくあるけどこの関係性じゃなかったから応援することは愚か5人のこと、"猪狩蒼弥"という人を知る事さえ出来なかった。ただの"他人"だった。
だからこそ心から有難うのきもちを伝えたくて。

この世界に舞い降りてくれた奇跡に。




『皆さんがついてきてくれれば
  俺たちずーっと5人で居れます。
 だから皆さん、俺たちと一緒に
 何処までもついてきてください。』
猪狩蒼弥
『皆さん最後に僕とひとつだけ約束をしましょう。
 また絶対会いましょう。』
井上瑞稀


わたしは猪狩さんと瑞稀くんがライブの度に謳ってくれるこの言葉が大好きです。
世の中確証がある訳ではないけど確証に繋がるものを"言葉"として届けてくれる。これだけでわたしが未来を生きる安心材料になって。つまりそれは言葉ひとつで救われているひとがいるということ。
伝わってると良いな、届いてると良いな。
幸せをくれるのも明日を生きる活力をくれるのも彼だから彼らだから。昨日も今日もこの先もずっと、ずっと猪狩さんがHiHi Jetsが大好きだ。

10年先20年先、楽しませるのは俺たちしか居ないと豪語してくれた猪狩さんの挨拶に思いを馳せて彼を信じて縋りながら息をしよう。


今日も星夜一縷な思いを貴方に送る。

JETなDOするLIFEを彼らと共に。
五騎当千、有難う。大好きだよ。





今回も着地点の無い乱雑な文になりましたが最後までご清覧くださった方有難う御座いました。HiHi Jets、HAFに幸あれ。

2022.11.20

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