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90's CD

今ではサブスクなどに押されて持っていても聴く機会もあまり…
持ってても棚に入れっぱ、箱に入れて部屋や物置部屋などの隅にしまわれてる人も多いと思います。
さらに買う機会もほぼなくなってしまってますが
そんなCD、80年代の後半頃から普及してきて身近になってた90年代
大雑把ですがその頃俗にいう「洋楽」は
「国内盤」(日本盤とします)と「輸入盤」って感じで区別されてました。


輸入盤

リリースはアーティストなどによりますが
輸入盤が早く、日本盤が少し遅れて出る感じ。
(メジャーレーベル、アーティストによって同時もありました)
なんと言ってもプライス!
日本盤が3000円前後に対して輸入盤は為替の関係などにより
半額から2000円切るくらい!
その辺はルート(販売店ほか)によりけりですが。
遅れてリリースされる日本盤は「帯」はもちろん、
外装はシールドされ、
少しボリュームがあるブックレットとか
ボーナストラックなどが収録されてました。

US盤

US盤、俗にいう?!アメリカ盤ですが
覚えている方もいらっしゃるかと思いますが
当初は薄っぺらくて縦型の紙のケース(箱)に入れられていました。
縦がLPレコードサイズの大きさ(大体12インチ)
横幅はCDケース幅
厚さはCDケースの厚さギリギリw
縦がLPサイズなんですが実際のCDはそのケース(箱)の下方に収められていて
横幅と厚さがギリッギリでもうムッチムチな状態
もちろん(?!)上部には何も入ってなく(潰れないように紙素材の下地は入っています)
今の発送用の資材のようなブリブリ引っ張るあのヤツなんてついてなく、
開けやすいような親切なのは無し。
初めて買った時は綺麗に出そうと思っても結局ビリビリに破けまくり…
のちに開け方を教わったのですが最下部のマチにカッターを入れるってなコトでした。
当然クッション材なども入っていない。
輸送の段階でぶっつぶれ、プラスチックのCDケースが割れてる!なんてこともザラでした。

なぜそんな無駄にデカく、いびつなパッケージかというと
真相は不明ですが聞いたところによると
レコード屋さん、アメリカのね。
什器がLPサイズ
そのためそれに収まるように(CDサイズだと収まりが悪いとか、什器がまだCD対応になってない)というコトだった。
と、向こうはなんでもデカく…コンパクトディスクだと…その辺はご想像にお任せいたしますが。
そんなパッケージもあっというまに姿を消しました。

UKそしてヨーロッパ盤

US盤以外にヨーロッパから輸入されるCDもありました。
大まかには英国からのUK盤と
ドイツからくるドイツ盤(そのまんまw)がありました。
ざっくりヨーロッパ盤でひとくくりな感じ。
値段はUS盤より若干お高め、国内盤よりは安い。
そのヨーロッパ盤、外装のシールドなどはありません。
プラスチックケース剥き出し。
ということはケースパカパカ状態!
キズあり。
輸送途中にCD飛び出したりしてました。
そしてヒンジがぱっくり折れてる状態のもあるわけで。
US盤はほぼ、日本盤には皆無ですが
ケースしかない!てのもありました。
CD本体が入っていないってことっス。
なんてことでしょうw
トレイの真ん中のチャックの部分も爪折れで
CDがホールドされていないってのも。
またUK盤に特に多かった印象ですが
「相性問題」
これ当時のデッキ、ドライブ、ピックアップの問題だったのか
品質の問題なのか
今となっては不明ですが
再生不可のCDがありました。
店では再生できたのに家だとダメ、友達んちだとX、逆も然り。

あっ2枚入ってるってのもありましたw

いやーよき時代です。90s…

て感じで今回はここまでス!
ありがとうございました。



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