市紗
ドイツ大学院留学の手続き・出願などの記録まとめ。忘備録。
タイトルそのまんま。そのほかの長編や詩はHP[https://n-ichisa.wixsite.com/library]からどうぞ。
簡易プロフ的な、サイトマップ的なやつ(更新版)です。よしなに。 プロフィールなまえ:七々瀬 市紗(ななせ いちさ) やってること:絵と文で遊んで、合間で言語をしている。 所属:海外大学院 好きなもの:文具、音楽、本、いい匂いのもの 属性:バンギャ、オタク 個人サークル名:夜光山房(やこうさんぼう) SNS(居たり、居なかったり)IDは同じです。手帳垢は違います。 ツイッターX 創作メイン:nns_ichisa (たまにいる) 日常と手帳垢:1212nsk (よくいる)
今回は、出願のために用意した志望理由書(以下SoP)について、どのようにして書いたか振り返って記録しておこうと思います。普通の大学入試でのSoPや自己推薦書なんかも、同じ感じで書けるかと思います。 しかしながら、書いたのが2、3年前で、記憶が曖昧なのでご容赦ください。 例によって、私が提出したものは一番最後の有料部分に載せてありますので、ご入用の方はぽち〜っとしていただけると幸いです。 それでは、サクッとさらっと、れちご。 SoPのフレームいわゆる雛形ですね。おそらく調べ
一次創作で作ったものより先にちょっと、二次創作で作ったものを書いて慣らしておきます。自分を。 台風やら何やらでリアイベ参加できなかったのですが、オンラインイベではいくらか頒布したのでそれを振り返るだけです。かなりラフに記録しているのと、二次創作のHNとジャンルは伏せるので写真をあげられないものがほとんどですけども、ご容赦ください。 印刷所で頼んだものは3冊だけですが、全てちょ古っ都製本工房さまにおせわになりました。少部数でお安くてクオリティ高いので大好きです。足向けて寝られ
今回は複数大学への出願プロセスを思い出しつつ書いていきます。 留学エージェントを頼らずに自力でやれるぞ!という体験談。おまけにCVサンプルを載せました(有料部分)。 タイトルにある通り、現在住んでいるドイツだけでなく、ノルウェーの大学にも出願して複数の合格通知をもらったのでそのことも含めます。 例によって長いので、目次を使って興味がある項目へ飛んでください。 各項目や細かいところで、気になる点や質問などありましたらコメントください。できる範囲でお答えします。 \れちご/
合格通知もらってから滞在許可をもらうまでのざっくりとした流れを書いていきます。(*全文無料です) 長期滞在において、日本から持ってきたら便利かも、というものも独断と偏見で載せておきます。 思ったより長くなりましたので、目次を使って気になる項目に飛んでください。 何か質問があれば、お気軽にコメントください。 \れちご/ 参考までに、軽く私の情報を書いておきます。 2022年1月にドイツの某大学修士課程の合格通知をもらい、2022年4月から正規留学生として滞在しています。(色々
時計は二時半を指している。きれいに晴れた空と白い石で舗装された道との間を歩いていく。 通りには僕以外には人も猫もいない。さらさら、と緩やかな風に吹かれた葉っぱが、まだらの影を揺らしている。 ずっと歩いていくと、赤いポストのある曲がり角があって、その手前に果物屋がある。お日様の光を浴びているような人が、ベンチに座って機嫌よさげに雑草をくるくると弄んでいた。確かではないが見覚えのありそうな姿に、この人が店主だと思った。 「せんせー、こんにちは」 僕が呼びかけると、顔を向け
「懐古」 夕暮れの小さな部屋 細い綺麗な指で銀のキイを押える 彼女は私の一番目の女神で 薄紫のひかりを奏でた笛吹き 古い木の机の上に 並べられた葦のかけらと水 メトロノームの硬さすら 彼女が和らげる 橙の時がみちる緩やかな 疲れの中で 追いつこうと重ねた私の音符 余 私はオーボエを吹いていたことがある。 独特の音色と複雑な構造とダブルリードの繊細さが本当に好きだった。ずいぶんと触れていないけれど、また演奏したいと思うくらい今も好きだ。 YouTubeで木管三重奏の『落ち
どの季節でも夕方というのは一等良い。 今は夏。 うだるような暑さを孕んだ風も落ち着いてくる。 クーラーを一度止めて、扇風機の首をぐるぐる回して、網戸にする。 パソコンを開いて、適当にピアノ曲を選んで流す。 アンダンテが良い。 詩集を机に置く。これも適当に選ぶ。 なにせ本棚には好きな詩人のものしかないから、どれを選んでも失敗することはない。 電気はまだつけてはいけない。窓からの明かりで十分。 いつも使う椅子が大して座り心地が良くなくとも、これで気分はましになる。 本を開く。 眠
(after John Sargent) しろの花びら 葉っぱの香り 時が経つと深まって 子供たちは火を灯す 灯りは紙の中 おぼろげに カーネーションは黙っていて リリー、リリー、見下ろしている ローズはおめかし 待っている 近くへおいで お花をごらん みどりを抜けて風がささやく じっと匂って 色が変わるよ たそがれに たそがれに
そよかぜの頬にうけて するりそろり むらさきの天にあおぎて よろりゆらり 夏のゆめの遠きこと みどりの葉をこぼしける 君のかげろうすりぬける photo