外貨交換で損しないためには?
0. 海外旅行で起きたお金関係のまとめ
先日タイへ行ってきました。
前回の最後に書いたセディナカードについての部分、いろいろとトラブルも起きたので、それらをまとめてみます。
現地通貨を使う際にどの方法がどういう人にオススメなのかも記載してるので是非参考にしてください。
1. 結局1番お得なのはクレジットカード
①羽田空港での換金
②セディナカードwith現地ATMでの海外キャッシング
③クレジットカード
の3つを使ってみましたが、結局1番お得なのはクレジットカードでした。
ポイントもつきますし、使える状況だったらクレジットカード使いましょう。
かといって現金が必要な場面も出てきますよね。クレジットカードが使えないお店だったり、あるいはチップだったり。そのためにやはり現金も持っておかないといけない。
そこで出番なのが②セディナカードというわけですね。
セディナカードについてはあとで詳しく書きます。
2. ①羽田空港での換金
2.1 1番レートが悪い
50,000円が13,700タイバーツくらいになりました。今回の旅行で利用した中で1番損してます。100円=27.4タイバーツ。
深夜に利用したので領収書がなく、手数料などの内訳がないのが痛い。
帰国したときにも余ったタイバーツを換金しましたが、それもひどかった。ほぼ3倍だったので100円=33.3タイバーツ。なぜか領収書がないので(捨てた…?)あやふやですが、めちゃくちゃ損だったのは覚えてる。
行くときは50,000円が13,700タイバーツになるものの、もし13,700タイバーツを使わずに帰ってきて羽田空港で円に戻したとすると41,000円になることに。往復の手数料で20%弱かかってるので、片道で10%弱?
どちらも領収書がなくてとんでもなく不確かですが、他2つと比べて大幅に損なのは間違いありません。
2.2 どういう人にオススメ?
そういうわけであまりオススメしませんが、多少損してでも安心して旅行がしたいという方、安心をお金で買いたいという方は羽田や成田で換金すべきです。
下に不安になる話を書きますので、そういったトラブルを避けたいという方は、外貨交換しておきましょう。
3. ②現地ATMでの海外キャッシング
セディナカードを使った海外キャッシング。
・現地ATMでかかる2つの手数料を無視できる
・繰り上げ返済によって金利を無視できる
という2点によって、他のカードよりもめちゃくちゃお得に、現地通貨が現金で使えます。
3.1 ホントにお得?
お得です。6,000タイバーツを現地ATMで引き出して、帰国してからネット上で繰り上げ返済手続きした際に支払ったのが20,435円。すなわちレートは3.406。100円=29.4タイバーツです。
羽田空港で換金した50,000円分を現地ATMで引き出そうとすれば、14,500タイバーツは堅い。その差800タイバーツ。800タイバーツあればお土産が増やせます。
手数料がかからないので、チマチマ引き出してもレートは落ちない(はず)。強いです。
3.2 海外のATM使うのって大丈夫?トラブル起きたりしない?
大丈夫じゃなかったです。めちゃくちゃ焦るトラブルがあったので紹介します。
いろんなブログに書いてある通りの手順で進め、5,000タイバーツを引き出す手続き。を。したのに。紙幣が出てこない!!!!(A)
(画像は引き出そうとしたときのATM画面。220バーツは手数料として取られる感じになってますが、結局取られません。)
さすがに焦りました。焦ったけど、タイ人に聞けるわけもなく、「あーーーー泣き寝入りかこれは?」とか思いつつ、隣にあった別のATMで今度は1,000タイバーツを引き出してみる。無事に紙幣をゲット。(B)
ならばと5,000タイバーツを追加で引き出してみる。無事にゲット。(C)
(こっちは別なATMの画面。こちらでも220バーツは実際かかりません。それよりもレートがATMによって違うのが気になる。)
一旦このことは忘れて、帰国後にキャッシング履歴を見てみると、日時順に1,000タイバーツ分(B)、5,000タイバーツ分(C)、5,000タイバーツ分(A)の引き出しの履歴と、5,000タイバーツ相当分の日本円の返金(A)の記載がありました。よかった。
※翌日、どうして引き出せなかったのかセディナカードのサポートへ電話して聞いてみたものの、「ATM側のなんらかのトラブルのためセディナカード側では原因はわからない」とのことでした。
まだちょっとしたトラブルはあって。
繰り上げ返済しようとしたら、合計11,000タイバーツ相当の日本円の支払いを要求されました。
(細かい金額がATM画面とキャッシング紹介画面と支払画面で合ってないのは、レートと金利によるものと推定。詳細不明。)
上に書いたように、セディナカードの強みは金利がかかる前に支払いをして金利を無視すること。つまり時間が経つほどセディナカードの旨味は減るわけです。サポートの対応時間が過ぎていたこともあってとりあえず支払ってみました。
翌日、セディナカードのサポートへ電話したところ、「返金分は引き落とし口座への入金になります。明日入金の予定です。」とのことでした。
3.3 どういう人にオススメ?
こういったトラブルに自力で対処できる方、ですかね…。結果としては自分で何かを解決したわけではないので、トラブルが起きても動じない方、とかかな。自分はめちゃくちゃ焦りました。焦ったけどやれることがないので諦めましたw
タイから電話をかけられるような環境にしておけば、すぐにカード会社へ連絡して状況を確認できたんですが、「ネットだけ使えりゃ十分だろ」と高を括っておりました。ここについては反省。
4. クレジットカード
普通にクレジットカード決済です。
4.1 クレジットカード使えるの?
海外でも当然使えますし、レートも1番よかったです。
ただ、そもそもクレジットカードに対応していないお店などもあるだろうし、ブランドによっては対応してない場合もあるので、注意が必要。
こちらでやれることとしては、VISA,Masterのどちらかをメインに、もう片方を予備として持っていくこと。
普段使っているのはJCBなのですが、国によって浸透率が全然違うようなので、事前調査が必要ですね。
それに紛失したときのリスクも現金よりは小さいです。
すぐにカード会社へ連絡すれば不正利用はされないだろうし。
4.2 じゃあクレジットカードだけでいいじゃん
上にも書いたように、クレジットカード3ブランド全部持っていっても、クレジットカード自体使えないお店もあるし、チップ文化がある国だとどうしても現金が必要になります。あと友人との旅行などだと割り勘できないとかの問題も。
4.3 どういう人にオススメ?
カードを作れる人なら全員にオススメします。
年会費無料でポイント還元率いいものと、年会費無料で海外保険ついてるものを別ブランドで1枚ずつ作りましょう。海外保険とポイント還元率は両立できればベストですが、しなくてもいいです。
そしてポイント還元率がいいものをメインとして財布に入れて、海外保険ついてるものはメインを紛失した際の予備としてバックの中に。
5. まとめ
最強なのは多少の損得を気にしないこと。というのは置いといてw
個人的にオススメなのは以下。
A.メインのクレジットカード(高ポイント還元率)を財布に
B.サブのクレジットカード(A.メインとは別ブランド)をバッグに
C.セディナカードを財布に
D.少額の現金(C.セディナカードで現地ATMキャッシング)を財布に
これなら財布を紛失してもなんとかなるかと思います。
バッグごと無くす自信がある方は、クレジットカードもう1枚を宿泊先の荷物に入れておきましょう。そこまでのトラブルはまだ経験ないのでなんとも言えませんが…。
「海外キャッシングとかよくわからんし不安」という方は、羽田か成田で両替して、3つの財布に同額ずつ入れてバッグの中に2つと宿泊先の荷物に1つ入れておきましょう。
それと念のため、日本円も宿泊先の荷物の中に入れておいて、資金が尽きたら現地で両替。
今年中にあと2回海外旅行しようかと計画しているので、また何かあれば記事にします。
トラブルがなければいいけど…。