【過去記事】2013/12/25 12.21 エビクリ

エビ中のライブで東京ドームシティーホールへ行った。
同じ日、東京ドームではBIGBANGのライブやっていた。自分の知らないところで色んなところで色んな催しとそれに伴う悲喜劇がある。

入場時別途ドリンク代500円がかかる。皆もう何とも思わなくなっているが、このドリンクと言うのは何の変哲もない500mlのペットボトル飲料なのである。高い。このシステムは変えてほしい。500円出すのはいい。ただ、外で買ったら150円のものに500円出すのが嫌なのだ。もっとその会場にちなんだものにするとか、その公演の演者にちなんだものにすれば皆喜ぶはずである。
 

ライブでは、ミキシングしたパクチーと、最後に美怜ちゃんがやりたいってことでやることになったえびぞりダイアモンド!!がグッときた。
人が歌っているのを聴いた時、私はその歌唱がうまいかうまくないかは判定できるが、それ以上の判定がなかなかできない。「うまい」という範疇のなかに入ればそこに序列はなく、うまい歌唱のなかでさらにどの歌唱がよりうまいかを判定することができないのだ。(つまり「うまい」は全部「うまい」であってそれ以上分類、細分化できない。話はそれるが、これは食べ物に関してもそうだ。うまいかうまくないかはわかるが、うまいなかでどれがどれよりうまいというのは、はっきりとはわからない。)その基準からして安本さんは歌がうまい。そしてこの日の安本さんはよりうまかった。(この場合の「うまい」は総合としての「うまい」である。うまくない部分が少ない、ないしはなかったということ)エビ中の歌唱は安本さんで「もって」いる。そして、この感覚から言うとひなた、なつも歌がうまい。

終わりが近づくにつれ盛り上がってくる。
ダブルアンコール、私は充足感に包まれた。

裕乃はMC中もほとんど喋らなかったがけっこう楽しそうにしてた。それでいい。裕乃はまわりがどうとか関係ない。これは裕乃に教えられたことだ。(千年に一度のアイドル、というのがあるが、あれはナンセンスだ。なぜなら、たとえば裕乃は、千年に一度どころか、空前絶後、後にも先にもあらわれない、唯一の、かけがえのないアイドルだからだ。)
この公演はライブビューイング(コンサートや演劇などの様子を映画館などの大規模上映施設に生中継すること)が終了したあと、メンバー各々が一人1500円以内で用意したというプレゼントの抽選会があって、裕乃のそれはいい感じだった。
何より、裕乃の、自分で考えている感じがいい。独自開発のアルゴリズムならば、競争相手なんかいないから。


エビ中の懸命さは心に響く。

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