【過去記事】2013/12/09 12.8さいたまスーパーアリーナ

エビ中のコンサートがあるのでSSAへ行ってきましたがすごく良かったです。
エビ中のコンサートはサービス精神に富んでおり、公演後は毎回、気持ちが温まったり気分が晴れ晴れするのですが、今日のは格別でした。
想像していたもの(と言っても自分はこれから行くコンサートの情報を事前に集めたり、色々と予想したりしないタイプなのですが)以上でした。

会場には1万人強いたそうで、開演前は会場広いし、人が多いな、メンバーとの距離があるな、と思っていました。
ところが、始まって、いつのまにやら会場に一体感ができて、途中からは距離などというものは全然感じなくなっていたのです。会場が狭くなっていたのです。メンバーの動きや表情がはっきり見えました。

裕乃をはじめ、メンバーは意外と緊張しないんじゃないかなと思っていたら、意外と緊張していて、しかもそれが観客側にも伝播するほどで、逆にそれが良い効果となって完全にハマれました。

エビ中の歌は楽しく盛り上がれるものが多く、聴いているとトランシーな気分に浸れます。ただ今回は、それに加えて、「誘惑したいや」と「いい湯かな?」にすごくハマれました。エビ中メンバーの心の綺麗さが見事に表現されていると感じたのです。テンポのいい曲が好きな自分にとって、これは大きな気づきでした。


また、パフォーマンスとしてアリーナコンサートの良さを存分に活かせていました。メンバー一人一人が本当に満遍なく会場を回ってくれて、着席指定席の人も、三階席の人も、どんな席の人も近くでメンバーを見られたはずです。
そういうのは見ていて、非常に心地いいものです。

移動するステージに乗ったメンバーが近づいてくる状況は嬉しかったです。


さらに嬉しかったのは、メンバーがメインステージにいる時間と同じくらい真ん中のステージで踊ってくれたことです。
自分の席は、そのサブステージとちょうど同じくらいの位置にあって、メンバーが踊っている姿が同じ高さで見られて、まさに夢見心地でした。

これまでは、コンサートやイベントに行った後は「もっともっと」という切迫感を感じることが多かったのですが、今回はもう、「ただそれでよい」といった完結感を味わうことができました。何かもう満たされてるのです。

アンコール後メンバーがしきりに「みんなありがとうー!」とか「大好きだよっ!」と言っていましたが、自分も同じ気持ちでした。他の人も同じ気持ちだったろうと思います。
その場にいる人みなが同じ気持ちになれたのです。

公演中は、やはり自然と裕乃を目で追いかけていましたが、最後の方裕乃が涙ぐんでいるのを見たときは、アツいものが胸に込み上げてきて、自分も泣きました。裕乃は普段あまり感情を表情に出さない子なので、泣きそうになっている姿はけっこう衝撃的でした。ファンが裕乃を感動させることができた、やった!という「手応え」や「自己効力感」を感じられて、応援してきてよかった、と強く思いました。

ところで、エビ中ファミリーは本当にいい人が多いと思います。今まで、現場にいて、ほとんど不快な場面に遭遇したことがありません。ファン同士腕を組んで歌う曲のときはたいてい快く組んでくれるし、なるべく多くの人が楽しめるような環境にしようという意識が浸透していて、大変気持ちがいいです。今日も、私がペットボトルを溝に落としてしまったとき、公演中なのにもかかわらず近くの人が拾うのを手伝ってくれました。

歌も踊りも映像もMCも演出も、メンバーもファミリーも素晴らしかったです。

本当に嬉しいことばかりで、本当に楽しくて、本当にいいコンサートでした。

しばらく余韻に浸りたいと思っています。

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