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サブスクには無い素晴らしき名盤たち

はじめに

先日、友人との会話の中で「もうCD要らないよね」「でもサブスクに無いCDもあるしね〜」なんて話になり、そういや絶対手元に残さないといけないアルバムって何があったっけな、なんて思い巡らせたのでまとめる。

もっと多くの人に聞かれて欲しい思いと同時に、CD持ってる自分だけが聴けるんだぜ、と言う屈折した優越感も入り混じる、珠玉の名盤たち。

ということでスタート。

The Cardigans / The Other Side of the Moon

コンピだけど最高傑作

日本とオーストラリアのみでリリースされたB面曲、レア曲のコンピ。
個人的にはカーディガンズの偏屈でポップな魅力がオリジナルアルバム以上にたっぷりと詰まっていて最高傑作だと思う。
とてもバラエティに富んでいて飽きさせない。
各曲はサブスクで聴けるものの曲順が素晴らしく、サブスク全盛のなかアルバムとして楽しめる名盤。手放せない。

2022年3月1日追加



FOE / “FOE”

自身のバンド”EL-MALO”に始まって、木村カエラやYUKIへの楽曲提供やプロデュースが代表的な、アイゴンこと會田茂一氏によるスリーピースバンド。
ドラムはブッチャーズの小松正宏氏。
ベースは、手袋を着けてギブソンSGベースをジャックブルース以上にぶりぶり言わせてた佐藤研二氏(ライブめちゃくちゃカッコよかった)

2000年頃、目当てのナンバーガールとの対バンで観て、
完全にそのお目当てを食ってた記憶があります。
以来、夢中になってバンドサークルでもコピー、最高に気持ち良かった。

ドロップDチューニングのギターの響きがとにかく個性的かつ素晴らしく(当時モーサムトーンベンダーもメインで使っていましたが)、
この方がドロップDの一つの完成を見せたと思ってます。

そのメジャーともマイナーとも言えないギターの新鮮な響きを、
古き良きロックの雰囲気(出し過ぎず控え過ぎずの絶妙なバランス感覚)で鳴らす姿には本当に影響を受けました。

素晴らしい楽曲群なのに余り有名にならず、
サブスクでも聴けないのはとても残念です。

個人的に、ドロップDのギターの使い方は未だにその直接的な影響下にいます。

※2022.3.23追記


Harold Budd / The Pavilion of Dreams

生暖かい

アコースティックな生演奏によるアンビエント。
サックス、エレピ、女性スキャット、マリンバ、ハープ等によるジャズ・現代音楽寄りな編成で浮世離れした白昼夢的時間が続く。
イーノとのコラボや数あるアンビエント作品は比較的体温の低いヒンヤリした
ものが多い印象だがこちらは人肌感がある。
マイルスの"In A Silent Way" のアンビエントなセクションを抽出
したような感じ。

数多のアンビエント作品でこんなサウンドのアルバムあまり聴いた事が無いけど
どうなんだろう。
集中して聴くと少し怖くなるような異世界感、異質さをどこか感じるけど、作業用BGMや子守唄にもなり得る懐の深さが素晴らしいです。
名盤。

※2022.8.28追記



Fripp & Eno / Evening Star

配信されましたね。

誰にでも出来そうで誰も出来ない

2曲目の"Evening Star"のロバートフリップのギターソロは名演。
ただ延々とギターアルペジオのループの上でソロを弾いているだけの曲だが、
誰にでも出来そうで決して誰も出来ない音宇宙が広がっている。名曲。

桃源郷のような1〜4曲目に対して、5曲目(当時B面)の"An Index of Metals"は28分も不協和音が続き、お世辞にも良いとは言えないがそれを持って余る名盤。


King Crimson / In the Court of the Crimson King

こちらも配信されましたね。

言わずと知れた。
その他名盤とも悩んだがど真ん中で。
何故かYouTubeでは配信されているが、未だにApple MusicやSpotifyでは一部のアルバムしか配信されていない。もうフリップの好きにして。

リンクはそのまま貼っても面白くないので"21st Century Schizoid Man"のベストのみならずクリムゾン史上のベストライブを貼る。
暴力的な疾走感と緻密な演奏が同居。
クリムゾンの性格を一番良く表している意味でも名演。

イアン・マクドナルドのご冥福をお祈ります。


KONAMI / KONAMI GAME MUSIC VOL2

不思議と統一感のあるアルバム

コナミのゲームサントラ。現在は廃盤。
"ギャラクティックウォーリアーズ"、"グーニーズ"、"サーカスチャーリー"等収録。
冒頭のいかにも80年代SFサウンドな"ギャラクティックウォーリアーズ"、
FM音源のキラキラしたサウンドがとても心地良くて素晴らしい。
このゲームやったことないのに、未だに聴いてる。

この時代のメーカーが出すゲームサントラは音楽性でまとめている訳では無いので、曲調カオスでアルバムとして楽しめないことがままある。
けど、このアルバムはカントリー、ブルーグラスな"大列車強盗"、色物の"ハイパーオリンピック"や、中国舞台の"イーアルカンフー"などがあるのに、不思議とまとまっていて通して楽しめる。

アレンジバージョン

それと、この時代のゲームサントラで流行りのアレンジバージョンがこのアルバムにも収録(以下2曲)。実はこれが本当に素晴らしい。

ギャラクティックウォーリアーズ

最後にループされるコード感の中毒性がヤバい。


サーカスチャーリー

ディズニーの映画を見ているような感覚で駆け抜ける、メドレーアレンジ。

アナログ盤も持ってたのに無くしてしまった。今買うといくらするんだろう・・。


The League Of Gentlemen / Thrang Thrang Gozinbulx

ストレートなリズム隊で際立つシーケンシャルなギター

80年代(ディシプリン)クリムゾン前夜。
70年代末のパンク・ニューウェーブにフリップが触発されてXTCのバリューアンドリュースと結成されたバンド。

フリップの延々と続くシーケンシャルなギターが「つまらない」と言われたり賛否両論だが、そのルーツとも言える”フラクチャー"が生まれた黄金期であるリズム隊のビルブラとウェットンと違い、シンプルかつ淡々としたリズム隊がかえってミニマルさを際立たせてくれる。それによって未だに音楽的な新鮮さを感じる。
(その後、ビルブラ再加入時に禁欲的なドラムを強要したのがウケる)

整頓された演奏スタイルにも関わらず、ライブは熱気に満ちていてその対比が面白い。(後で被せたような終始続くこの歓声は何。)
リンク曲は、シーケンシャルなギターは無いけどポップで大好きなインスト曲。


NIAGARA TRIANGLE(大滝詠一・山下達郎・伊藤銀次) / "NIAGARA TRIANGLE Vol.1"

※リンク無く、シュガーベイブバージョン。
ポンキッキーズのエンディングテーマで出会った方も多いのでは。
(自分もそれ)

ラウドな音楽以上に圧倒的破壊力を持った歌声

大滝詠一関連のサブスク解禁が賑やかで、つい先日もナイアガラトライアルVol.2の配信が発表されたとこでVol.1のこと(=山下達郎氏がサブスク未配信のど真ん中だったこと)思い出した。

M1の"ドリーミングデイ"とM2の"パレード"の2曲がサブスクで聴けないことがもはや(山下達郎氏が許可しないかどうかは知らんけど)怒りすら覚えるレベルで素晴らしすぎる。

特に"ドリーミングデイ"の冒頭の伸びやかな歌声には、
KING CRIMSONの"太陽と戦慄パート1"のリフ(何故かこの曲が頭をよぎる)を初めて聴いた時の衝撃に負けない圧倒的な破壊力がある。

でも、音楽的に一見無縁で対極にあるような山下達郎氏とロバートフリップ氏、なんか似てる気がしてきた。
共に恐ろしい程に頑固そうで頑なにサブスク未配信。

※2022.04.02追記


NAMCO SAMPLING MASTERS / ナムコ ゲーム サウンド エクスプレス Vol.14 リッジレーサー2

ゲーム ミーツ テクノ

一般的にはもうちょいチルい"R4"とかが人気のようだけど自分は断然"R2"。
当時ゲーム音楽で定番だったフュージョン系ではなく、攻撃的なロッテルダムテクノからアンビエントテクノまでをゲーム音楽に持ち込み、音楽的にも評価されてた記憶がある。

今やジャンル的にはもう過去の遺物だけど、ゲームミュージックの枠を越えようとする作曲チームの勢いと音楽的な面白さを、流行り廃りを超えて未だに感じている。
刺激的でポップなサウンドが楽しい。


salyu × salyu / s(o)un(d)beams

こんな凄まじいアルバムが埋もれるのは解せない。
なんて勿体無いのだろうか。

新しい音楽

「新しい音楽」と言うものがあるとすれば、
リアルタイムでそう感じれた数少ない内の一つ。
楽曲、演奏力、ビジュアル、演出、の全てが高次元。
コーネリアスと同次元のエンタメ感。
コーネリアスの"POINT"も衝撃的な名盤中の名盤だけど、
小山田さんがもう誰も追従出来ない高みに辿り着いちゃったと感じるようになったのは、"Sensuous"やこの辺からだったと記憶してる。

FREEDOMMUNE 0

2013年に行われたフリーライブ「FREEDOMMUNE 0」で生でも観たけど、圧倒的だった。(50年代の女性コーラスグループのようなビジュアルとサウンドの対比も素晴らしかった)

正直Salyuさんの声はソロでは(上手いんだけど圧が強すぎて)少し抵抗があるのだが、このプロジェクトだとこの人でなければダメだと思うほどハマっていた。
以降、活動が聞こえなくなったのはとても残念。


WANDS / SINGLES COLLECTION +6

世の中のCD処分に困ってる人も多いであろう、
サブスク未配信では安定のビーイング系。
(何なら「売って、ブックオフでまた買えば良いや」とか、
忘れた頃に聴きたくなってダブって買ってる人、多数なはず。

懐メロでは終わらせたくない

90年代J-POP特有のトレブリーで硬いサウンドやオケヒットはご愛嬌として、未だに聞けるのはそもそものメロディーが良いからだと思う。
今聞くとジャズやファンクをあの時代のデジタリックなサウンドに落とし込んでいたんだなという創意工夫を感じる。
懐メロだけでは終わらせたくないグッドメロディーが最後まで矢継ぎ早に続く。


Various Artists / Musicians Of Ireland

編集の美

無印とワーナー・ミュージックによるアイリッシュミュージックのコラボ作品。

発売当時、タワレコで見かけて試聴したらめちゃくちゃ良くて即買いした。
このアルバム、無印良品で発売されているCDの"MUJI BGM 4"と収録曲が被っている。
更には先日"MUJI BGM"もサブスクで配信されたことで、実はほぼほぼ聴くことは可能となっている。
それでもここに取り上げたのは、1曲目の"2 Jigs"のアイリッシュハープの音から始まる選曲と曲順がとても素晴らしいから。
厳しい歴史の苦さを脳裏にチラつかせながらも、美しきアイリッシュミュージックの世界に浸れる。

編集の美を感じる名盤。



荒井由美  / YUMING SINGLES 1972-1976

本当に「ベスト」なベストアルバム

こちらも収録曲はサブスクで聴ける状態となっているが、先ほどの"Musicians Of Ireland"と同じ意味合いの編集の美。

選曲、曲順、もう1枚のアルバムとして素晴らしすぎる。
ベストアルバムって言っても数曲は選曲に首を傾げるものもあったりするものだが、このアルバムは捨て曲無し。こんなにも「ベスト」なベストアルバムがあるんだろうかって言いうくらい完璧。


植松伸夫 / ファイナルファンタジーV ディア・フレンズ

FF関連のサブスク配信

FF関連はサブスク配信が2019年にようやく解禁されたものの、
未配信アルバム多数と言うCD処分には悩ましい状況が続く。
特にアレンジ、コンピ、ベスト関連は悲しいほど無い。
(iTunesでのダウロード販売は有る。)

"裏名盤シリーズ"にも書いた"Potion"だけでなくベスト盤の"1987-1994"、"ファイナル・ファンタジーIII~悠久の風伝説~"、ピアノコレクションズなど、勿体無い名盤が埋もれている。

ワールドミュージックの伝道師

このアルバムはVのアレンジアルバム。
他作も含め、アレンジアルバムでは3和音では表現が難しかった植松さんのワールドミュージック好きがコンセプトとして展開されることが多い。

IVのケルトに続くVはフィンランドなどの北欧意識。
FFやゲームミュージックと関係無く一つの音楽としてとても素晴らしい。
(メロディの素晴らしさは言わずもがな)

今思えば、この後触れる"芸能山城組"よりポップな立ち位置でワールドミュージックを知る窓でもあったと思う。

今や代表曲になった"ビッグブリッヂの死闘"は未収録。
このアルバムには入ってなくて良かった・・。


ウリチパン郡 / ジャイアント・クラブ

世界に誇れる

Twitterで知ったバンド。残念ながら現在は活動休止中。
(iTunesでのダウンロード販売はあるもののサブスクは無し)

古くて新しいヤツ。
古今東西、縦と横が見事に絡み合った織物のような。
それでいてめちゃポップ。
凄いとしか言いようがない。
日本民謡、歌謡曲、J-POPも内包しつつ、
世界からも評価されるバンドだったんじゃないかと個人的には思う。
一度ライブ行ってみたかった。
名盤。


菊田裕樹 / 聖剣伝説2 アレンジ・バージョン SECRET OF MANA+

1曲49分のアルバムと言う凄まじいアルバム。

「なんなんだこのアルバムは!」と聞く度に毎回思う。
アレンジアルバムと言う名がつくものの、ゲームで使用されてる曲はほとんど顔を見せない。
冒頭、Yesの"Close to the Edge"と同じような森の環境音からの幕開けし、
1曲49分という作り方と相まってプログレへのリスペクトを感じる。
ゲーム音楽の域じゃない。

その後、変拍子を絡めたリズミックなセクション、奥深い森の美しさと怖さを感じさせるフルートやアコースティックギターの美しい旋律、ミニマルミュージック、現代音楽的なセクションが続く。
様々な音楽を愛する菊田さんの想像力が爆発しているような勢いをとても感じる。

聖剣伝説関連はアレンジバージョンも含めてサブスク配信されているけど、唯一?このアルバムだけが無い。
サブスク時代でイントロすらも不要とされる時代において1曲49分は時代錯誤か?スネア、ギター、リバーブの音色は古臭さはあるものの、音楽は古臭さを感じないし、溢れ出て抑えきれない感じに心震わされる。

オリジナルサウンドトラック以外で別バージョンのアレンジアルバムも含めて菊田さんの作品で一番素晴らしいと思う。
49分のめくるめく音楽旅行。
菊田ワールドに浸れる名盤。

※2022年3月14日追記



芸能山代組 / 芸能山城組入門

再生ボタン押したらビビるアルバム

といえば、

  • ゆらゆら帝国 "3x3x3"の " わかってほしい"

  • King Crimson "In The Court Of The Crimson King"の"21st Century Schizoid Man"

がパッと思い付くけど、間違いなくアルバム収録の1曲目の"恐山"もその内の一つ。
因みに"恐山"アルバムバージョンは悲鳴から始まる2曲、40分の凄まじいアルバムだが、
最初の一音で恐山の全てを表現してる超出落ちアルバム。勿論その後も素晴らしいけど。

※リンクは唯一YouTubeで見つかった当アルバム収録のケチャの解説音源。
恐山はアルバムバージョンで見つかるので怖いもの見たさ的に聞きたい方はご検索の程…(しつこいけど音量注意)

芸能山城組と言えば

ラッセーラだけど、

その他にも素晴らしい名盤が沢山あるものの、悲しいことに未配信。
ハイパーハイレゾとか言ってる方なので192kHzレベルの配信じゃ満足出来ないのだろうか。

圧縮音源でもなんでも良いので異様な素晴らしい音世界をもっと気軽に聞けるようにして欲しいところです。

このアルバムは「入門」と名の付く通りのベストアルバム。
肝試しで真っ暗な学校の廊下を前にした時のような「異」音世界の入り口。


すぎやまこういち / 交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁

派手さは無いスルメ盤

ドラクエ関連もサブスク配信では大変厳しい状況が続く。

個人的にI〜V迄はどれも名盤だが、Vを挙げる。
派手さは無いけど聴き減りのしない名曲が多いと思う。
特にリンクの”街角のメロディ”は何度聴いても飽きないし、
ゲーム中の雪の世界観と見事に合っている。

美しさの裏で

"空飛ぶ絨毯"
幻想的で浮遊感のある美しいメロディだが、
実は複雑な和音や変拍子の嵐。
ソロギターでコピーした際にとても驚いた。
優雅な表情を見せるキャッチーなメロディの裏で
複雑なことをしているのが"すぎやまこういち"の凄さでもある気がする。

N響かロンドンフィルか都響か

ドラクエのサントラは録音が多数あり混乱すると同時に、
楽団での好みがファンでも分かれる。
なんだかんだ当時オリジナルのN響(アポロン盤)が一番、演奏、録音共に素晴らしいと感じる。

映像作品

コンサート映像も唯一出ていてこれがまた大変素晴らしい。
近い時期でIVの映像もあり、公式発売を切望しております。

N響(アポロン盤の再発版)


MOTHER2 ギーグの逆襲

無人島に持って行きたいアルバム

と言うやつが良くあるが、個人的にビートルズの"ホワイトアルバム"と共に、これも選びたくなるアルバム。
あらゆるジャンルが内包された音楽の玉手箱。
(いつものごとく)これもゲームミュージックの域を超えてると思う。

5度、6度、8度を絡めたシンプルでメロディアスなベースフレーズ

超名盤過ぎて何から書いて良いか分からないが、
楽器をやっているので個人的はベースフレーズで多大な影響を受けた。
(何よりベースの音が下手な生音よりも良い)

田中宏和さんによる、5度、6度、8度を絡めたベースフレーズ。
シンプルかつメロディアスな歌うようなラインが本当に素晴らしい。

そんな音選びの影響が出てる自分の活動バンド"Sans"の曲の一部をついでにご紹介します。

因みに5."ハローグッバイ"はバルーンファイトからインスパイアされていて、
こちらも田中宏和さん作曲。
※"Sans"のEPは2022年3月4日に配信しますので宜しけば是非。


レイ・ハラカミ / 「天然コケッコー」オリジナル・サウンドトラック

こんなにノスタルジックでフレッシュな音楽が他にあるだろうか!!

溢れかえるアンビエントミュージックとは一線を画してる。
ノスタルジックなのに新しい。
ご本人のメロディセンスはもとより、(定番エピソードの)SC-88Proの古い音を別物の楽器のように蘇らせたことと関係しているのだろうか。
オリジナルアルバムではリズムの面白さ(3拍子と4つ打ちの絡め方)も一つの大きな魅力だけど、アンビエントな側面を見事に切り取ってくれてとても素晴らしい。
映画のシーンと見事にマッチしているだけでなく、リスナー各々の日常生活のサントラのようにも響いてくれる名盤。

おわりに

サクッと投稿するつもりだったのに、
書き始めたらどんどん出てきて、結局ちまちまと書き上げることとなった。

やはりゲームミュージックが多い。
FFはメインのサントラはあるからまだ良いけど、
メジャーな任天堂関連、ドラクエは絶望的な状況が続いている。
あとはクリムゾンとか芸能山城組とか一癖も二癖もありそうな中心人物のいるグループ。未配信作品が多い。

(一部は聴けるものの)こんな名盤がCD持ってる人だけしか聴けないなんてもう勿体無さ過ぎるので、もっと気軽に聴けるようになったら良いなと思います。

また何か思い出したら追記予定。

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