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隙あらば自炊語り

「料理は女子力じゃない、戦闘力だ」

一人暮らし2年目。
コンビニ飯よりも、もっぱら自炊が多い人間です。

と言うと、

「仕事終わってから料理してんの!?えらいな~!」

「家族いるならあれやけど、自分ひとり分のごはん作るって面倒ちゃう?」

「ちゃんと料理してるなんて、女子力高いね」

と返したくなると思います。


ですがここで声を大にして言いたい。

料理は女子力じゃない、戦闘力、あるいは生存力である――――と。


そして料理ができるとなると、今度は

「いつも何作ってるん?」

「準備と片付けが面倒クサイよな~」

「何食べるか考えるのが大変やんな~」

と言いたくなってくると思います。

そう、料理は手間と時間がかかるということをみんな知っているのです。

私も料理の面倒臭さを知っています。そのうえで、自分でつくる料理が好きだというのは、やっぱり変態なのかもしれません。


さて、そんな日々の戦闘能力にもつながる「料理」。

毎日やってると、こだわりやコツが見えてきて面白くなってきます。

という訳で、この絶妙にスベっているネーミングセンス『隙あらば自炊語り』の連載を通して、料理へのこだわりと愛を書いて行こうと思います。

目標は、これを読んだ人が「自炊もええな」とか「こんな適当でええんかい」と思えるような、敷居の低いとっつきやすい文章を書くことです。

誰かの晩ごはんのメモになるかもしれないし、最後まで読んで何のタメにもならないかもしれません。

To be continued...

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