現代美術シュミレーショニズム
→ジル・ドゥルーズ『差異と反復』
→松尾芭蕉「不易流行」
→レゲエ・ダブ
→アール・ブゥリュット&アウトサイダーアート
→
今回、シュミレーショニズムの技法に気になる点があります、、、
↓
シュミレーショニズム、ジェフ・クーンズとか。
多様な人が利用する公園の場合を例として。
「ここは何時~何時までイベントに使います」とか、
「ネットの張られたボール遊びの専用空間」とか、
ベンチの配置のデザインまで
(ベンチで休んでる間は、そのベンチは公園内におけるその人達の専有空間になる)、
公共空間におけるアプロプリエーションを考える。
多様な市民が利用する公園利用の「ルールを
時間&空間的にデザインする」視座。
近代造園に見られた空間のアプロプリエーションの考え方は面白いです。
空間上の時間軸をデザインして、空間の多様な利用に応える。
脱線から戻りまして、、、
現代美術文脈のシュミレーショニズムに再接続
ジル・ドゥルーズ『差異と反復』
めちゃ難しい哲学ですね、
となると、、、、?
オリジナルとは↑
近代建築派生の思考です、、、
キュビスム→ピュリスム
ピカソ→ル・コルビュジエ
こちらの反復、デザインパターンは?
↑
部分が全体の歯車となるのではなく(機械ではなく)、
1つひとつが生かされて、生態系に。
この反復、パターンは?
不易流行、、
変わることのない本質を見極めつつも、
新しい時代の流れにも学び、取り入れていく。
ジル・ドゥルーズ『差異と反復』、、
差異が繰り返されそのつど新しいものが創造されていく。
ジェフ・クーンズ、
シュミレーショニズムのリミックス手法、、
既存のイメージを再利用して新たな文脈や形で再構築していく編集技術。
既存の価値や形を再解釈して、新たな価値の創造。
強調されるのは、
元の価値から別の価値へと連続する、、、
プロセスの輪郭。
ところで、
シュミレーショニズムの技法「リミックス」というと?
レゲエのダブのリミックスは?
→レゲエのダブに接続
もとの原曲に、新しい視座の解釈や意味が加えられていく。
既存の音楽を再解釈して新しい価値が創造される。
ジェフ・クーンズ、
シュミレーショニズムのリミックス、既存のイメージや定まった価値をリサイクルし、サンプリングし、
一部に切り口を入れて、新しい文脈などを様々に接続して(カットアップ)、
再構成→新たな価値を創造する(リミックス)。
光(陰影)、微細なトーンの集合体としてのオブジェクト
→陰翳に生まれる物語、色彩、
プロセス、時間的積層、輪郭の強調と曖昧。
つづく!