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差異ンテリア

カフェの内装を考えていて、

同じプロダクトの、椅子やテーブルを数点組み立てていたのですが、

現場仕事というのは、㎜の計算が必要になってくるものですが、

その㎜の部分が多少はズレてしまうこともありで、

既存の規格通りにしなきゃという気持ちもありつつ、

ちょっとズレてしまったものも、強い接着剤で固めているから修正は難しい。

う~ん、、、
みんな同じ規格の椅子でなくとも、

差異があっていいかも笑

差異ンテリア。

↑ずっと書けていなかった、
この後編の内容が、、、

少しずつ考えが、、、。

かけそ、、、う。

現在、上野の西洋美術館で『キュビスム』の展覧会が開催中ですが、、

セザンヌの「分析的キュビスム」と、
ピカソの、「統合的キュビスム」で、

それぞれ進化先が異なると考えていて
(セザンヌのキュビスム的な多視点の発明があったからこそ、ピカソによるキュビスム革命があるのは大前提としても)、

そんな単純に分けられるものではありませんが、歴史の大きな流れとして、、

前者、ル・コルビュジエ。
後者、マルセル・デュシャン。

近代建築・近代デザイン。
現代アート・視覚から、動的な身体感覚への広がり。

㎜の計算が必要な現場仕事、

既存の「規格」に基づいた設計と、
既存の「規格」から外れた設計。

差異が生まれるのは。

近代建築、近代デザイン、バウハウス。

同じ規格の大量生産が可能になった時代、

同じスケールの連続や積み重なりから機能が作られる。

既存の規格の連続・積み重なりではなく、
部分が全体となっていくのではなく、
デザインは全体の歯車ではなく、

1つひとつが生きて、生命がいきいきと、
生命力に溢れた生態系。

既存の規格、価値(美)。

規格から外れたスケール、解体。

同じ規格、既製品の連続で建築されて、生まれる時間。

同じ規格でなく、既存のスケールや基準でなく、

むしろ、そこからズレて、㎜でもズレて、、

差異ンテリア、

空間に生まれる同質的な時間が解体されて変化。

社会の空気が変わってく。

お正月休みにまとめたいと思います。

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