児童福祉の「しごと」。
先日、この記事に書かせていただいた現場へ、
久しぶりに遊びに行きましたー。
現場の主任さんを、ポスターにしたくて。
管理者の主任さんにLINEして、久しぶりに、
ふらっと、遊be~に行きました。
(障がい福祉、高齢者福祉現場のしごといろの記事。みんな最高にカッコイイです)。
放課後等児童デイサービスへ、遊beに行った帰りには、同じ建物内にある障がいある方のグループホームにも行って、
昼間は福祉工房に通う、このグループホームの皆さんともアート活動をさせていただいた、
東京都の文化プロジェクトも一緒に取り組んだ、
ここのグループホームの皆さんとも再会し、久しぶりにお話。変わらず、みんな元気で良かった。
昔の時間に、つかの間、、もどれましたね。
放課後もグループホームも、無添加ホールケーキをお土産にした。オススメなのだ。美味しく食べてもらえたら幸い。
では、児童福祉現場のカッコイイ人、
放課後等児童デイサービスの管理者・主任さん。社会福祉士&精神保健福祉士。ダブル福祉士さん。
東京都の文化プロジェクトも一緒に取り組んだし、子ども達と一緒にさまざまなアートで遊ぶ取り組みもさせていただいた。その時、いつも支えてくださった現場の仲間。
ダンサーで、めちゃくちゃリズム感が凄い、洋服も趣味で、いつもおしゃれなイケメン主任です。
私の母が保育士で、保育園の仕事の話を毎日のように、子どもの頃からよく聴いていましたが、
最近の現場感覚での変化や、ケアのあり方でよく話に上がることをきくと、
アレルギー症状等の食事場面の意識や、発達障がいを持った子へのケア、この2点の意識の高まりが特に近年、昔と比べても変化の大きい部分として上げていました。
食事の場面への多様な対応は、物凄く高い緊張感のなかで、シビアに考えられていますよね。
アレルギーというと、「食べる」ことへの配慮に注意が向かうのはもちろん当然ですが、
アレルギー物質が身体に触れたりしても、アレルギー反応が出ることの意識もかなり重要らしく、
つまりは、その日の昼食に
(最近は保育園では「給食」という言葉を使わないと言いますね、「給食」ではなく「食事」と表記する)、
しかし、他の子は昼食でゴマ食べてたりもするわけで、当然ゴマとか一粒ぐらいはテーブルとか、床に落ちる可能性はけっこうあるわけですよね、
子ども達はテーブルの上にあるものを口に入れてしまうことも十分に考えられて、、
食事だけでなく、その日のオヤツにゴマ使ったものが出る可能性とかもありますし、
ゴマは、食事やオヤツのあとになんて一粒ぐらい落ちてたり、かなりあり得る話ではないですか、どこに転がってくか分からないし、
もちろん、掃除も手洗いもあたりまえのことではあるけど、、シビアに意識高く取り組む必要性のあることで、みんな神経使っている。
子ども達の福祉を考えること、物凄く大切な、日本の未来を作る視座ですが、
北欧の政治とかでは、制度がどうこううんぬんの前に、子ども達に「この町のなかでどんな音が鳴っててほしい?」とか、政治家が子ども達に聴いたりすることもあるらしいですよね。
子ども達に、感覚的に、この町どうあってほしい?と。
政治がそういうとこから始まるって、凄く本質的だなと感じます。
この町の、この場所に、この時間に、どんな音が鳴っててほしい?って。どんな色や形があってほしい?
そうだ、市民は政治に関わる際に「五感的DJ感覚」で、選挙に参加できるみたいなのどうでしょう?
私だったら、町の中には水のせせらぎが流れていてほしいです。カロカロ、ユルカロと。身体で体感する町の風景に、新鮮な変化、みずみずしさがほしい。
子ども達が遊んだりイタズラする姿を見て思い出します、子どもの頃の感覚。
身体感覚に基づいた想像力、みずみずしいあそび感覚、
砂場をスコップで掘って、水を流して川を作った、水の流れを作って遊んだ、
砂場のあそびは私の最初の「庭づくり」だった。泥の川だけど、最高に楽しい。泥だらけになってあそぶ、
子どもの遊びはセンスオブワンダー、
色々現場感覚や背景について書きましたが、
この記事の最後に、放課後等児童デイサービスの主任さんと共に取り組んだ、子ども達とのアートについてもお伝えします、
センスオブワンダー。
冒頭の記事の、
これは「音」がテーマでしたが、
ここで、この記事で紹介するのは、
「かたち」と「色」、「触覚」と「イマジネーション」がテーマのアート。
※この家の壁に磁石を貼ってアート、デザインが描かれてます。
✖️
※澤田さんのゆるスポーツやゆるミュージック、障害攻略課のアイデアも凄すぎます。
※画材はほとんどダイソーで手に入ります。
※キットパスやダストレスチョークは日本理化学工業株式会社さんが開発した画材です。
障がい特性を持った多くの方が働く職場でもあります。
安全にどこにでも描けて、筆圧弱くとも色が出やすい。
ラクガキがコンセプトって素晴らしいですよね、
キットパス。
どこでもキャンバスにしちゃう。
冒頭で紹介した小学生の女の子は、ペットのワンちゃんをこの「あそbeじゅつ」で描いてましたー。
あと、もう動き回って、毎日大騒ぎの高校生のO君、
特別支援学校に通う高校生のO君とも、この「あそbeじゅつ」で描いてて、この時はちゃんと机に座って描いてるんですよねーしかも凄く独創的な抽象画を。
子ども達の絵好きすぎる。
子ども達ともそうだし、昼間・福祉工房に行ってるグループホームの皆ともやってました。展示会とかはまた別のグループホームでさせていただいたり。
澤田さんの凄まじいアイデア、ボディシェアリングロボット『NIN_NIN』の「シェア」の発想から連歌連想して。
自分で作った「かたち」、画材のシェア。
実践しまくってて、作っていただいた作品100枚以上ありますが、
今度、にじ屋のみんなとも作品作りしたい。
にじ屋でリサイクル品の磁石ゲットしたし。
このような開発ができたのも、放課後の主任さんのお陰、いつも話を聴いてくれて、やってみましょう、と言ってくれる。子ども達のためになる可能性があるならと。
児童福祉、障がい福祉、高齢者福祉現場のカッコイイ人の姿を伝えていきたいと思います。
次は「しごといろ」のコンセプトを展開しつつ、現場のカッコイイ人に、
今回の磁石枯山水や他にもたくさん開発した「あそbeじゅつ」を、やってもらって、
出来上がったデザインパターンやアート作品をポスターに反映させ別のデザインパターンのポスターも作りたい、
ケアとアートを掛け合わせた取り組みを継続していきます。