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毎月ジョジョランズの感想を書いている

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ジョジョランズに抱く期待と不安

 おいお前ら。ついに発表されたな。ジョジョの奇妙な冒険第9部 The JOJOLandsの連載開始時期が。  はたしてどんな作品になるのか楽しみでもあり不安でもある。なぜ不安なのかと言えばそれはやはりジョジョリオンがああいう感じだったからだ。 俺はジョジョリオンをどういう感じだったと思っているのか!?  ミステリを期待させる筆致で始めておいて、謎の歯型、記憶の男、宝石を身に着けた幼児に代表される放棄した伏線とみられる描写が多かった上に、設定は生煮えで、看過できないレベル

    • ジョジョランズ第20話の感想

        けっこう長引いたバトルだったのにだいぶあっさり終わった。ルルちゃんがバグス・グルーヴを解除した途端全員病気が治ってるし。なんだろう、事態が雑に丸く収まった感じがしたな。ジョディオを追い詰めすぎて荒木先生がいい勝ち筋を思いつかなかったみたいに見えてしまった。でもまあ、次回からの新展開は楽しみだし、溶岩があるおかげでこういう長引いたバトルの裏でもしっかりストーリーが展開して停滞しないところはいいのかなって思います。  前回の記事で書いたように俺はボビー・ジーン捜査官の戦闘巧

      • ジョジョランズ第19話の感想

         グローリー・デイズの能力は弾丸を遅くするだけじゃなくて射撃した瞬間を認識できないというのも含むらしい。前回の感想でこんなことを書いたけど  さらに身バレ防止暗殺特化のスタンドとして強いことがわかってきたし、ジョディオとの攻防では通常射撃とグローリー・デイズの射撃を織り交ぜて立ち回るあたり、ボビー・ジーン捜査官の戦闘の巧妙さが伝わってくるのがいい。身バレしたとなったら瞬時に切り替えて通常射撃でくるあたりとか、その際もう一般人を巻き込むことにも躊躇なくなるあたりとか、戦闘の局

        • ジョジョランズ第18話の感想

           第1話で触れられたパコが1年どっか行ってたって話に答えが出た。軍隊に入ってたんだ。このへんはそのうち詳しく掘り下げらそう。多分第5部と同じ感じで全員の過去が描かれていくんじゃないかな。ジョジョランズは。  グローリー・デイズは弾丸のスピードを操作できる能力らしい。引き金を一度しか引いていないのに複数の弾丸が発射されているとかじゃなかった。弾丸をゆっくりにして何の利点があるんだよと思ったけど、射撃したことろから立ち去ればあとはゆっくりにした弾丸が標的を始末してくれるから身バ

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        ジョジョランズに抱く期待と不安

          ジョジョランズ第17話の感想

           まずは前回の感想の引用から始めたい  これに加えて更にアッカ・ハウラー様が登場したことによって、より大きなストーリーの枠組みが示された感じがあるのがすごくいい。でもなんかハウラー様、銀行の人にけっこう舐められてる感じだし、溶岩のことは知ってるみたいだけど現状をあんまりよく把握していないしまあまあ小者っぽいよね。ハウラー社との対立がジョジョランズ全体を通してのストーリー展開の軸になってくるのかな、とか思ってたけど、社長のハウラー様がこの感じだとどうなんだろうって気がしてきた

          ジョジョランズ第17話の感想

          ジョジョランズ第16話の感想

           敵が追跡してきて更に緊迫感が増してきた。バグス・グルーヴ(タイトルではバグス・グルーヴになってるけど本体の人のセリフではバグズ・グルーヴになっていてどっちが正しいのかわからないけど元ネタのアルバム名はバグス・グルーヴらしい)の本体はもちろん、ボビー・ジーン捜査官もスタンド使いのはずなので、これからこの二人がジョディオ達に追いついた時にどんなスタンドバトル展開になるのか俄然読めなくなってきていて良い。バグス・グルーヴは自動操縦型で本体が無防備になりがちなのでそこを補う為にボビ

          ジョジョランズ第16話の感想

          ジョジョランズ第15話の感想

           ラバーズvsドクターウーが始まってびっくりした。  ウサギの体内にいたスタンドは自動操縦型のラバーズみたいなものなのですごく恐ろしい。スティーリー・ダンはものすごく増長していたのでわざわざ自分から本体を晒してくれたけど今回のこいつは本体を探すのが難しいっていう、そういうところがすごく周到でちゃんとしていて偉い。こんなのを仕掛けているハウラーは土地の力を知っててやってるということだし、社内にスタンド使いがいるのも確定して、ハウラーは今回のミッションのターゲットってだけじゃな

          ジョジョランズ第15話の感想

          ジョジョランズ第14話の感想

           土地の権利を奪う仕事がテンポよく終わっていったのがよかった。あと校長が溶岩について考察する中でかなり「等価交換」の本質に触れているのもよかった。(校長の説明をわかってなさそうなジョディオたちもおもしろい)カネとは何なのか、所有とは何なのかみたいなところについての理解が深いっていうか、一筋縄ではいかない人物なところがすごくいい。ここ3話くらいの校長、ずっといい。  ウサギがなんか吐きはじめたのはスタンド攻撃というより呪いっぽい感じがするかな。フアラライ山の特別な土地由来とか

          ジョジョランズ第14話の感想

          ジョジョランズ第13話の感想

           ジョジョランズのテーマは「不条理」になっていくのかなということが提示されたところがよかった。不条理は今まで生きてきた事とはなんの繋がりもなく意味もなく起こるらしいので、それってジョジョリオンの「厄災」の条理とは反対なんだなって。そこに迫って行くのがテーマになるんだなって。そういうことがわかったからよかった。これからは荒木飛呂彦と一緒にみんなで不条理について思索を深めていこう。  それと前回に続き校長の格の高さが出てたのもよかった。インフラ整備会社から溶岩で「権利」を奪おう

          ジョジョランズ第13話の感想

          ジョジョランズ第12話の感想

           まずはチャーミングマンというネーミングセンスの凄まじさに触れさせてください。ジョジョランズのネーミングセンスは本当にすごい。ウサギ・アロハオエとTHE MATTEKUDASAIの時点ですごいなと思っていたけどまだ出てくるとは思わなかった。すごい。今の荒木飛呂彦のネーミングセンスは冴え渡りすぎている。御年63歳にして鋭く、鋭く、研ぎ澄まされている。そしてこれからも連載を続けてゆくほどさらに鋭利になっていくとしたら怖い。一体どうなってしまうんだ。  本編の内容はというとようや

          ジョジョランズ第12話の感想

          ジョジョランズ第11話の感想

           景色に紛れてくるヤツを仲間にする展開が意外でよかった。バトル自体は大味っていうかなんか淡々としてるっていうか、そんな感じで盛り上がりには欠けたかな。でもジョジョリオンみたいに延々とやるんじゃなくてわりとすぐにバトルが終了したのはよかった。(キャット・サイズ戦でも同じようなことを思ったけど、バトルそのものが面白いんじゃなくてあまり面白くないバトルがすぐに終わったから良かったっていうのが評価点になるのはあまりよくない)  あと気になるのは景色に紛れてくるヤツが岩人間だとしたら

          ジョジョランズ第11話の感想

          ジョジョランズ第10話の感想

           今回はパコがよかった。その場にあるものを利用して近接戦をやっていくのが面白い。ただザ・ハッスルでナイフを掴んだほうの腕を自分で殴ったあたりがよくわからなかった。あれ何が起きてるの?  パコの反応を見た感じ敵は岩人間の可能性が濃厚かな。俺は前回の感想でこんなことを書いたけど  けっこうあってたかもしれない。そしておそらく岩人間で確定となった以上はもうその路線で面白くしてくれって思います。ジョジョリオンの最後のほうで言ってた、特別な土地は岩人間の真の住処というあたりの掘り下

          ジョジョランズ第10話の感想

          ジョジョランズ第9話の感想

           時計店のほうの話がかなりあっさり終わったのがテンポよくてよかった。猫の飼い主のほうと合わせてじっとりと追い詰められていく様子を描く為だけに2話ぐらいかかることも覚悟していたから・・・  あと溶岩の効果でスムース・オペレイターズが勝手に動くところも、レクイエムの時にスタンドが暴走して本体を攻撃してきたのを彷彿とさせてよかった。序盤からレクイエムを彷彿とさせる効果のあるアイテムが出てきてるのヤバすぎるな。この描写で溶岩の存在がかなり底知れないものになったと思う。  猫の飼い主

          ジョジョランズ第9話の感想

          ジョジョランズ第8話の感想

           次回からは時計店のほうと猫の飼い主のほうの2つの話が並行する展開になるんだなあと思った。この2つの話を並行することで溶岩の性質の詳細と溶岩を監視していたヤツの正体が同時に開示されると思うのでテンポよくやってもらえると嬉しい。

          ジョジョランズ第8話の感想

          ジョジョランズ第7話の感想

           終盤ずっとウサギ・アロハオエの独壇場だったのがよかった。ほぼ初回のエピソードなのに主人公を差し置いてお前が〆るのかよ。キャビアを混ぜた肉をあらかじめ猫に食べさせておいたのさとか言われてもなんだその勝ち方という印象ではあるけど、とりあえず猫との戦いに一段落ついた。もっと長引く覚悟もしていたのでこれぐらいの話数で済んでよかった。次回からの展開でそろそろ溶岩の正体に迫ってもらえると嬉しい。

          ジョジョランズ第7話の感想

          ジョジョランズ第6話の感想

           溶岩の持つ性質が少しずつ明かされてきてるけど本当に少しずつだな!明かされた性質というのも価値のあるものが溶岩に向かって集まってくるということだけで、いまいちこちらの想定を上回ってこないなというのが正直なところ。そんな感じで想定を上回ることのない情報をかなりゆっったりとしたペースで開示しているのが今のジョジョランズなのでそろそろなにか意外性のある情報の開示がほしいかな~と思った。  スタンドバトルの面でも糸に襲われる絵面がずっと続いている感じで(今回は巻き付いてくるだけじゃ

          ジョジョランズ第6話の感想