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パニック対策 2度目のMRI #60

閉所恐怖症にはつらいMRI。やると決めたときからソワソワ。前回、なんとかのりこえたのだからなんとかなると信じて再チャレンジしてきたお話。

左側のみの痛みのせい

というのも、肩の痛みに始まり、腕、足、腰と痛くなり、肩だけのときは老化ってやつだなと気していなかったものの、痛みが広がっていくのはさすがにまずいと感じ整形外科へ。
レントゲンを見ると骨に異常なし。なので老化と筋肉痛と診断され痛み止めと湿布の処方をされて帰ってきました。
が、一向によくならず、老化の分は動かした方がいいと言われてストレッチしていると手先や足に痺れが…
怖いっ怖いっ!ひどくなってる!と焦り、セカンドオピニオンで違う整形外科へ行ってみること。

痺れがある場合は頸椎かも

レントゲンを数枚撮り、首がストレートネックになってていることから頸椎が原因かもということで、そこまで酷くはないものの、どの程度神経に影響を与えているかはMRIでないと詳しくはわからないのでと。
きた!!MRI!!
いや、もはやMRIがあるクリニックにセカンドオピニオンしたわけなので調べてもらうつもりではいたものの、ウサツキの想定では調べる箇所は肩か腰だと思っていたので、まさかのまた頸椎!?ていうことは、あの時のあれやないかーと半泣き。

乗り越えるために先に申告

前回同様、先に閉所恐怖症であることを伝え、何かあっても許してねという根回し。
今回は鉄仮面のようなのはないらしく、でも固定はするとのこと。ボタンを持たせるからダメだってなったら押してもらったらいいですからと言われ、ひとまずは安心。次の日に受ける予約をして受付で説明を受けることに。

MRIを受けるときの注意点

受付でめちゃくちゃ早口のお姉さんに来院時間についてと絶食などの制限はないこと、アイシャドウは外してくることの説明を受け、予約のキャンセルはできないからほんとに大丈夫かと確認され、予約票を受け取って帰ったのですが、あまりにサラッと説明されたのでちゃんと読み返しておこうとよく読んでみると、アイシャドウを外してくることの前に、「お化粧、特にアイシャドウ」と書かれていて、ん?化粧自体もあまりよくないってこと??どこまで?となり、MRIでの注意点を調べてみるに至る。
どうやら化粧に含まれている成分によって火傷するとのこと。あれ?前回そうだったかな?全く記憶なし。じゃあ、とりあえず、すっぴんが一番安全なわけかと。
ん?コンタクトもよくないとな??おそらくカラコンがよくないっぽいのでウサツキは関係ない?紙には書いていないしいいかなと思いつつもそれを見てしまったら余計な心配はなくしたい。
じゃあ、メガネで。

あとの注意点は?と説明の最後の文を読むと、キャンセルできない旨について書かれていて、はいはい、よっぽど体調崩したとかでない限りキャンセルする事もないので大丈夫と思っていたら、
「もし当日キャンセルした場合は、今後予約をとることができません。来年した当日に枠が空いている場合にのみ受けることが出来ます。」
ん?なんかよくわからないけど、ちょっと患者に対して優しくなくない??キャンセルするときなんてどうしようもないときなんだから、罰?を与えてなくてもよくない?とクリニックに対して不安が…MRIを途中離脱したら2度と受けさせくれないかも…
いやー!プレッシャー!!
といった状況で、レッツトライMRI!!

先に結果として

無事に乗り越えれましたー!!
何度かアワアワしたものの、2回目の余裕?一度大丈夫だったんだからというのが一番大きい部分だったものの、新たにこれは新発見なところと合わせてMRI体験を綴ります…

約25分間の修行

部屋に案内されて目にしたのは前回にも受けたことのある開放型のMRI。
検査に影響のない服装(金具やワイヤーの入った下着や服だと着替えないといけないので、下着はブラトップでパンツもゴムウエストのもので。もちろん、髪の毛にもピンをつけず。)で身支度系は万全!で来たため、そのままメガネだけ外したら寝転んでくださいと。髪もゴムで結んでいたのでそのままでもよかったけども、ゆったりしたいので外して、そのままゴムは右手の指にかけたままに。

じゃあ、少し固定しますねー。
恐怖の固定っっと青ざめていたものの、肩の部分を少しきつめにマジックテープの紐で固定されただけで、いや、この時、「だけで済んだ」んだと言い聞かせてる感があった、あった笑
落ち着け…まだうごかせるぞと。手足は自由だ!

じゃあ中に入っていきまーす。
ん?あれ?確かボタン渡してもらえるんじゃなかったっけ?待ってっっちょっと待って!
ボタンはどうしたー!?
と声に出す勇気もなく、スルスルと移動し始めて、やばっ!目を瞑っておかないとパニくる!と慌てて閉じようとしたのも遅く、目の前の壁を見てしまい…
が、メガネを外しているせいか、意外と目の前がそんなにめちゃくちゃ近いと感じないし、前回よりも室内が明るいためか、そこまで嫌な感じがない!前回は暗い壁が目の前にあって、横が開いていても圧迫感が半端なかったのに、照明が目の前の壁にも当たっていて、眩しくて嫌な人もいるかもしれないけれど、ウサツキにすると明るさは広がりみたいなもの。目が悪くて近視がひどいので、メガネを外すと割と近くはしっかりみえるので、逆に近すぎ感がないのかも。
いや、もちろん厳しいけど、錯乱まではいかなそう。明るい照明と目の悪さに助けられました。
あー、前にお世話になったクリニックも照明つけてくれないかなっっ

じゃあ25分ほどじっとしていてください。寝ていてもいいですよー。何かあれば声をかけてくれたら聞こえるので呼んでくださいねー。

ボタンじゃなくて声ね。
予定と違うの焦るからやめてーっっ

例のドンドンカンカンが始まり、気が遠のきそうになりながら生死(←大袈裟)を彷徨い続けること半分くらいかな。永遠に続くようなドンドンカンカンにローテーションがあることに気づき、あ、これを何回か繰り返せば終わるわけだなと終わりを考えると少し落ち着いてきました。

ふと、そういや外したゴム、指に引っ掛けたままだったなとゴムを右手で触って、伸ばしたり指から指へ渡していったりしてみると、
生きた心地!!
そう、前回では足の指に力を入れたり開いたりすることで嫌なふわつき感を抑えることができたのが、手先でも有効!
しかも指先の方が器用なのでゴムでいろいろ遊ぶことができる!
たまたま持ったままだったゴムに助けられるとは泣

そのあとは右手指でゴムを伸ばしたり、肩を動かさないまま、じわじわと左手を近づけてゴムを左手に持ち替えたりすることで気が紛れ、後半は余裕で生還!!
次に受けるときも手に何か忍ばせよう!
…今のところゴムくらいしか思いつかないけど。

ということで新しい発見は

・照明の当て方で変わる
これは閉所恐怖症の人を考えて開放型を選ばれているクリニックの方に是非お願いしたい。

・裸眼で受ける
それが標準なのかもですが…

・ドンドンカンカンの内容を聴き分けてみる
暇つぶしでしかないけれども、することを見つけるとしたらこれくらいだからね。でもちゃんとローテーションがあるから歌の歌詞のように次の音を予想したりする楽しみを!

・手で遊ぶ
磁気に関係ないものなら大丈夫だと思うのですが、何か仕込んでおくと間が持ちます。

そんなこんなで乗り越えた2回目のMRI!
よく頑張った!!

ただ、問題はその結果と今の状況。
それはまた次回にでも。

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