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山口で生まれたが人生の大半を九州(福岡&長崎)で過ごしてきたので、他地域の人、とくに東京人から、"男尊女卑やもろもろの悪習にまみれた未開の土地からきた哀れな田舎娘"の役割を期待されることが多く疲れてしまう。「いろいろ大変だったんじゃない?」って目をキラキラさせてるの気づいてるよ。
父は「お風呂をわかすから見ていて」と母に言われて、あふれたお湯がびちゃびちゃ浴室の床を濡らしていくのをボーっと見ていたし、「味噌汁を火にかけてるから見てて」と言われれば吹きこぼれるままにしていたし、幼い娘(私)を見ているように言われたときも、駐車場に飛び出す私をにこにこ見ていた。
母はネットで飛び交う「さす九」のスラングが意味するところそのままに長崎の父方実家(義実家)では、親戚の集まりごとに働きづめだったけれど、ひとたび家で父と私だけになると理由をつけて夫を血が滲むまでボコっていた。父は今思えば少し知的な問題があり、母より年上だったが妻の言いなりだった。
過食で辛い時期に「実は摂食障害なんだよね」と家族に打ち明けたら、「でも、その割には痩せとらんやない?笑」と祖父に笑われたのが本当に悲しかった。私が過食(嘔吐や下剤を使うこともある)と拒食を繰り返すようになった最初のきっかけは祖父に性徴をからかわれたことだったから余計に腹立たしい。
誰かと一緒にいて「一挙一動絶対にまちがえてはいけない」と感じるとき、それはモラハラされてるってことなのか、私が完璧主義でかつ罪悪感が強いのか。どっちなのかな。
だんご3兄弟って串に刺す順番考えたら一番下が長男だと思うのですが、いかがでしょうか