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ど底辺相対性理論

1輪で咲くチューリップは、貴方によく似ている。

私が今、全部に甘えて生きていることは分かっている。
何事にもきちんと向き合わず、頭でっかちの言葉だけを並べている。
私が並べている言葉はやっぱり、誰かの為。
自分以外の誰かの為であってほしい、と思っている。
みんなが必死になって頑張って生きなくても大丈夫な場所を作りたい。

自分以外の誰かがしんどい気持ちにならないように、
貴方は貴方で自分の良さを認めてあげて。
と、心の底からほんとに思っている。 
この1輪の紅いチューリップに免じて、私のことを信じてみてほしい。

考えるほど、貴方がなにかに耐えているように見えます。
でも、貴方の気持ちを勝手に代弁しないようにしたい。
分かったように、自分の気持ちで言い換えてしまわないようにしたい。
私も貴方も、目的地は一緒だったとしても、そこの向かうまで通ってきた道も見てきたものも違うじゃないですか。
私には私の、
貴方には貴方の苦しさがあります。


私は、適切な言葉を選べずに少ない引き出しから単語を出すから、
そのせいでより安っぽく自分の言葉が出来上がってしまう。
この頃、私は貴方に近すぎて遠すぎる。そんな気がしています。
私は自分に自信が無いから、お願いだから教えてください。
私は貴方の邪魔になっていないでしょうか、
いろんなひとに笑顔を向けることが出来る貴方だから、
本当に無理をしているのなら、どうか貴方が楽になれる方法を選んでください。
当たり前だと思っていた未来に辿り着けなかったこと、
やっぱり悲しくなってしまう夜もあってね、
でもこれら全てもまぁ悪くないか、なんて思っています。
一生笑い合えない未来より、私が身を削ってでも貴方の笑顔を撮る未来が欲しいんだもの。
貴方がこれから過ごす未来に、私が居ても居なくても貴方には幸せで居てほしい。
人生の出来るだけ長い時間を、優しい時間で過ごしてほしい。

貴方にとって愛おしいものがたくさんあるといいな、
記憶をふんわりと掠めるような嬉しいことが幾つかあるといいな、
頬が柔らかく緩んでしまうような温かな出来事で、今日が満ち溢れますように。

私はね、
しあわせになりたくて、どうにかして希望を見出したくて、
あのとき本当に悲しくて哀しみで溢れた涙を忘れたくなくて、
自分の中にある愛の意味を知りたくてずっと言葉を紡いできたんだよ。
私がなにかを見て綺麗だと思っても、自分の心が綺麗なわけではない。
だからこそ、貴方のこころを少しだけ貸してください。
貴方の感じることは今日もなにひとつ間違っていないから。




私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚