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真面目すぎる俺へ


そして、
バカ真面目でもいいと言ってくれた貴方へ


順当に大人になった
それだけが疎遠になってしまう理由だとしたら
そんなの悲しすぎるよ
僕たちの大学2回生からの必死に生きようとした姿を忘れてんじゃないよ

あぁ僕はまたあの頃に縋って前を見れないでいるんだなぁ


生きていれば生きているほど
「なにもできなくてごめんね」と思う機会が増えているような気がする


「つらい時に我慢して耐えられるひとはえらい!
困難を乗り越えてひとは強くなる!」
って言うひとも居たり
「つらい時に我慢することは決して偉いことではない!
ちゃんとつらいと言えるひとのほうが偉い!」
って言うひとも居ると結局どっちが正しいんだろうって脳が無茶苦茶になってしまった


僕はなんとかみんなと同じように就職しなければ、
今このタイミングで社会に戻らなければ、と必死で
なんとかこんな履歴書でも就職することが出来たんだけれど
だからこそ今手に入れている”正社員”という肩書きを手放すことが怖くて
毎日泣きながらでも満員電車に揺られながら、
大嫌いな地下鉄に乗り出勤しているわけだけど
その肩書きってそんなに大事なのか、って考えてしまうことももちろんある。
否、大事なのだ。
そんなことで毎日死にたい気持ちを堪えて、家に帰っても泣いてばかりいる。
僕は本来採用された場所ではなく今ではもう四つ目の場所で働いているけれど新しい場所で新しいことが始まる度に泣いてばかりだ。
幾ら仕事で使っているソフトが同じだからって、
その場所にはその場所なりの暗黙のルールがある。
昔からの癖でなんとなく察して適応することが皮肉にも出来てしまうもんだから、本当の正解が分からないまま
なんとなくで毎日が過ぎていってしまうのが本当に怖いの。
なんで‘正しい‘を教えてくれないの?
僕がなんにも出来ないことなんて僕がいちばんよく分かっているんだからさ、

とかなんとか言いながら、
笑顔で挨拶が出来て、ちゃんとにこにこ喋れる大人になれて良かったと思うね


電車の中で突然「頑張っているつもりだけどやっぱり全然頑張れていないんじゃないか~????」と苦しくなってしまって駅のトイレに避難して泣いちゃったりしているけど、
急に頑張れるようになんてことは多分ないのでゆっくり頑張れるようになればいいような気もしている。
分かんないので全然泣いているが、

朝が怖くてなんで泣かなきゃいけないんだ
なんで今日も生きてしまったと誰かに申し訳なくならなければいけないんだ
僕はいつになったら毎日を怖がらずに生きることが出来るようになるんだ、
こんなに死にたい毎日でも生きていて良かったと思える夜は本当に存在するのか?


こんなにずっと弱くてぐずぐずしてるのは僕だけなんじゃないのか
いつになったら、って何回思えばいいのだろうか
何年間こんな気持ちで生きればいいのだろうか
こんなにも辛いままなら、
いっそのこと大学2回生とか3回生ぐらいの時の方が 前を見ずにただつらいをやり過ごすだけだったあの頃に戻りたくなってしまうね

あぁ間違いなくあの頃、僕の世界は貴方だけだったんだよなぁ
真夜中からが僕たちの時間で、
朝までずっと歌ったり喋ったり、ハイジを見たりアイドルについて語っていたり、
写真を非公式トレカにしたり、旅行の計画をしたり、
前が見えないながらに必死に進もうとしていた時間なんだよな
どんなにやめてしまいたくても貴方の存在はいつまでもしっかりと生きる意味で、
どれだけぼろぼろになっても貴方のことだけは忘れたくないと思うんだよね。







あぁそうか、
人生は「頑張ろうね」じゃなくて
「楽しもうね」だったんだ。

私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚