「ほんとう」
憧れを手にしたいと願い続けている私の話。
そして、私の憧れの話。
本当は挫折なんて、知らないままで済めばいい。
本当は悩みなんて、無いまま笑えればいい。
本当は哀しみなんて、抱かずにいられればいい。
本当は、
いつでも笑っているあのひとが私は羨ましい。
だけど絶対に羨ましいとは言わない、
そのひとが努力でつかんだものだということを私はこの目で見ていたから。
いつも人気者で、周りにはいつも味方が居て、必要とされて、
その分結果として残すことが出来るひと。
どれだけハードルが高くても軽々と飛んでいるように見せることが出来るひと。
本当はいつでも明るくなんかなくて、
笑っているふりでなんとか過ごすことがあったり、
文字が読めなくなったり、電車に乗れなかったり、
私となんにも変わらない人間な訳だけど、いつだってあのひとは私よりずっと輝いている。
ずっとずっと、さ
綺麗事の先にある欲望を口に出さないひとだ。
本当にかっこいいひと。
なにがって、顔だけじゃなくて信念全部が。
だから私は出会ったときから、
貴方の輝いている部分を、
輝いていない部分さえも丸ごと愛していしまっていたし、
そのすべてが私の憧れでした、
言葉の分量が適切なひとです。
決して余計なことは言わなくて、
大切なことはきちんと言ってくれた。
決して声は荒げないで、落ち着いたトーンで話すその声が好き。
貴方と越える夜は一瞬で過ぎて、
なんて言葉が1番合うんだろうなぁ、
居心地が良い空間作りが上手なひと。
私が貴方に言っていないことがあるように、
貴方も私に言っていないことがあるのだと思う。
私が勝手に苦しんでいるように、貴方もどこかで苦しんでいて、
誰も知らないところでさ、懸命に闘っているんだろうな。
私は貴方の背景を、全部は知らない。
必要なときに、頼ってくれて頼らせてくれて、
こんなにも毎日ありがとう、と思わせてくれてありがとう。
心の中の黒い犬、
なるべく機嫌よく、一緒に上手に生きていきましょう。
私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚