見出し画像

私の自慢のともだち

ともだちなんて薄っぺらい言い方はやだな、
わざわざ口実なんて用意しなくても軽率に連絡ができる貴方のことを、「ともだち」なんて簡単な言葉で片付けたくはないけれど、ともだち以上のなにかになれてたらいいな。


私はひとりが好きだ。
と、ずっと思っていた。

固定のグループに属していることはないし、
誰かを心の底から信用したり、頼ったり、相談したりすることはしたくなかった。
本から得る情報は確かなものだし、本を読んでいる時間は誰にも邪魔をされない。
本を読んで得た知識は私だけのものだ。
バスケットボールをしている時だって、試合中は仲間だが、それ以外は他人でしかない。
ツイキャス主をしていた時だって、
住んでる場所と声しか知らないそんなひとに心を開くことなんてあるわけない。

他人のことを知りすぎないように、
深入りしないように、
間違っても同情なんてしないように、
ひとりでも大丈夫なように。

それはずっと無理をしていたんだと思う。
誰かに頼れるなら頼ってみたかった、
しんどいときは誰かに相談して大丈夫だよって言ってもらいたかった。
でも無理するぐらい頑張っていなきゃ自分のところにひとなんて居てくれないと思っていた。
そんなときに言われた言葉、
「そんなにひとりで頑張らなくてもはちゃんと𓆟のこと見てるから大丈夫」
もしかしたら頼ってもいいのかもしれない、と思った。

いつしか、⚑のことがものすごく大事になった。
⚑が楽しそうに歌っているのを見るのが私は大好きだし、
本当にしょーもないことを全力でやって笑わせてくれるところも、
私のことを否定なんて1度もしたことがないところも、
自分が無理をしてでも他人が幸せである道を考えられるところも、
素敵なところを挙げればキリがないくらい。

⚑の本当に素敵なところは、
今日も何処かで誰かが泣いていて、
今日も誰かが壊れていて、
今日も誰かが傷ついているそんな世界を他人は「平和」と呼んでいる、ということに気付いていること。

泣き言は絶対に言わないし、
他人に依存しないし、
頼ることと依存することをイコールだと思っている貴方が言ってくれた、
明日が怖いと、このまま生き続けるのが怖いと、
泣きじゃくる貴方が私に言ってくれたこの言葉がものすごく嬉しかったんだよ。

「𓆟は仮面を外した素の自分に介入できる唯一の人」


貴方の人生に一瞬でも登場することが出来た私は本当に幸せ者だし、
暇つぶしでもなんでもいいから夜中にあぁだめだなってなっちゃったときは頼ってやってね。
自分の機嫌を自分でとる方法を知っている貴方は本当に強い。
強くなれなくなったら言ってね、たくさん魔法をかけるよ。

私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚