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貴方のなにかになれないのなら、せめて貴方の言葉になりたい

どうか、貴方の苦しみを 貴方の痛みを
私に分けてください。
私にもしも力があったなら、
今すぐにでも代わりたい。
だけどそんなことは叶わない、
だから私の存在が、
貴方の痛み止めになれ。


多分貴方は少し強がりで、いつも笑顔を作ってばかりいる
泣きたいなら無理しなくていいし、すぐに泣いたらいい。
多分貴方はとても優しくて、ひとりで抱え込んでばかりいる。
少し歩くのに疲れたなら、抱える荷物を降ろせばいい。
大丈夫だよ、大丈夫だから。
多分貴方はとても繊細で、本当は全部知りたいけれど
話したくないことならば話さなくてもいい。
傍にいることを許してほしくて、
神様には敵わないけれど、なにが出来るか分からないけれど
でもなにかしたいな、
星が消えたって、声をなくしたって、夢が覚めたって隣に居たいと思う。
貴方にとっての夜が明ければいいと思う。
私は貴方にもらったものを抱きしめて眠る。
声の記憶や かけてくれた言葉、なんでもないような話。
貴方が歌う音楽や、そんなささやかなものたち。
貴方が私にくれたこれら全部を抱きしめて、

目に見えない心の傷は危険だよ。
大丈夫だろうと無理をして、気付いたときには動けなくなってしまったりする。
悩みに大きいも小さいもなくて、
誰かにとっては些細なことにも、自分にとっては致命傷だったりする。
貴方がしんどいと感じたなら、ちゃんと休もう。
貴方がしんどいのなら、誰がなんと言おうとしんどいでいいんだ。


精神病院に偏見をもっているひとは多いけど、
私はあの場所が嫌いじゃなくて、
この世界に誰にも否定されるべきじゃない場所がある ということはどこかで救いになっている気がする。
無理やりでも生きているとだんだんと問題が多くなって、複雑になっていっていく社会に対して自分が出来ることは、
この世界に寛容で居続けることと、ひとを愛し続けることしか出来ない。
なんの生産性もないマイノリティさを抱えて生きているし、
私の言う愛し続けるというのは恋愛感情ではなくて、そういう好きではきっとない。
そのひとがそのままで、ありのままでそのひとらしく生きていけるように、
出来る限りのお手伝いをしたいと純粋に思っている。

そしてもし私が傷ついたときはそっと包んでくれたら嬉しい
転んでしまって立てないときは、少しの勇気をください
眠れないときはちょっとでいいから手を繋いでくれたら、
こんなにつらい夜もいつか明けるよ、と囁いてくれたら、嘘でもいいから

ほんとうはね、貴方と話してから眠りたいよ毎晩
だからね、毎日楽しいの
今日はこんなことがあったの、とか
こんなおもしろいものを見たんだよ、とか
言っても言わなくても変わらないようなことをお互いに言っていたい。
貴方がどうか毎日、これ以上つらいことが起こらないように笑顔で生きられるように。

あぁもうこんな時間だ、
大好きなひとを想う朝。
貴方が毎日笑顔で、穏やかに過ごせますように。

今日は学校に行っただけでえらい日だ。
おともだちに笑顔で挨拶が出来たらにじゅうまる。
ちゃんと帰ってこれたらはなまる。
大丈夫、いってらっしゃい!


私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚