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これくらいの おべんとばこに

誰かがわくわくするようなおべんとうをつくりたい。

私の記憶のなかで、お弁当をちゃんとした時間に、全部食べ切ったことなんて小学生以降ないんじゃないか と思う。
なぜなら、他人とご飯が食べられないから。
みんなはお昼ごはんに何を食べているんだろう。
あの箱の中に何を詰めているんだろう。

食べ切ったことがない、なんてこんなことを言いながら
私はお弁当が好きだよ。
きっとみんな1回は思ったことがあると思うんだけど、
遠足の時のお弁当って ものすごくわくわくしない?
あれも詰めて、これも入れて、おにぎりはさんかくにしようかな、、、なんて考えながらお母さんと一緒に作っていたよ。

それで思い出した、うちのたまごやきは焦げてるんだ。
なんでって、お母さんが強火で一回で焼くからだよ。
たまご!!!!だし!!!!!ねぎ!!!!!!!混ぜて!!!焼く!!!!!!!!!!!ってね、
包丁出したくないからって菜箸で切るもんね、
こんなことばっかり言ってたらそろそろお母さんに怒られるな、


今回は、高校2年生のときにお弁当を作ったときのはなしです。
⚑にお弁当を作りました。
ごめんね高菜が苦手なんて知らなかったよ、
なんてことを考えていたなぁ。
なんで今回⚑にお弁当を作ったときのことを思い出したかというと、
この前⚑と一緒に食べたラーメンは1人前完食出来たから。
あぁ私は貴方と一緒に居るとごはんを食べる自分さえも許すことが出来るんだな、と。
本当に嬉しかったんです。
また食べられないかもしれない、と思っていました。
食べる自分が許せなかったのに、貴方と居るときは許すことが出来る。
なんて言葉が1番まっすぐ伝わるのか分からないけれど、本当に嬉しかったんです。
貴方がいつも私に対してまっすぐだから、私もまっすぐ伝えたいな、
私にとっての貴方はとても素敵だということ。

毎日楽ではない日々の、隙間に一筋でも
貴方が嬉しい涙を流すことが出来ますように
朝が見えないほど、深い夜のその中で
夜を忘れるほど、笑えた時間を忘れないよ
3歳から自立を求められている貴方はきっと分かると思う。
自分の求める自由には責任が生まれる。
その代わり、不自由はきっと無責任だね。

なんだかんだ曖昧に関係を続けていくのは止めろ、と今日言われた。
うるせぇばーーーーーーか って言ってやりたかった、
悔しかった。
でも、私が悔しいのはこれが私だけの悔しさじゃなくて、貴方もきっと理不尽に思うだろう悔しさだから。
話すのがめんどくさいから曖昧なんじゃない。
肩を組みたいなら目を見て話さないといけないことに私と貴方が気付いていないはずがない。
ちゃんと肩を組めるぐらい話したうえで、私たちはこの関係を続けていると思っている。
この関係性に名前はいらないし、貴方が苦しんでいるのならそれを全力で助けに行く権利を得たい。それだけの話だ。
いつもいつもなんでこうも口を挟まれるんだろうね、
お酒を飲んで話を聞いて、反論せずにただにこにこ笑っていた。
口を開けば、お前になにが分かるんだよ、と言ってしまいそうだった。
貴方がいないところで貴方の悪口を言うお前になんか、貴方の良さが分かってたまるか。
貴方が幸せになることを願って、帰り道少し泣いた夜です。
貴方があたたかいところでぬくぬくと生きることを望んでなにが悪いんだ。
貴方が自分を甘やかすことのなにが悪いんだ。
自分のことを甘やかしていいのは自分しかいないんだから好きにさせてよ。
貴方が貴方らしく生きやすいところで生きていてほしいんだよ。
なんでいつもいつもその邪魔をするんだ、なんにも分かってないんだろ黙っててくれよ。

分かりますか?
私にとって⚑は誰に紹介しても恥ずかしくない素敵なひとなんです。

私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚