まるで栞のような

ありがとう と ごめんなさい が言えない人間がこの世で1番嫌いです。
言葉をしっかりと選ぶひと、
ひとへの感情の向け方や与え方が柔らかいひとが好きです。


きっと人間は誰だって重たい荷物は持ちたくないと思うんです。
だって、誰かに持ってもらうのが1番楽だから。
だけど私はいつだって、頼まれてもいないことを勝手に背負い込む。
別に他人に頼ればいいものを、”他人に頼る自分”を嫌悪しない為に私は率先して荷物を持とうとしてしまった。 

春が近づいている。
そろそろセーターはしまっていいのかもしれない。
暖かくなったかと思えば寒くなったりして、季節はいじわるだなぁ。

私はあまり甘えるのが得意ではない。
素を見ることが出来る距離に居てくれているひとは信じられないかもしれないが、私は他人前であまり泣かない。
それでも、貴方の前では泣けてしまった。
どうしてもうまくいかなくて不安で、負のループに陥ってしまったとき、真っ先に助けてと言い、貴方の声を聴いた瞬間に泣いてしまった日。
誰かの前で泣くことが出来る、というのはとても素敵なことだと思う。
私を泣かせてくれる、いつも受容を欠かさない貴方が、本当に好き。
かけがえのない友人で、心の底から尊敬している私の同志。
これからもずっと貴方のわがままで振り回してほしい。
貴方は、本当にすごいひとなんだ。
いつまでもタフで、輝いている。太陽みたいなひと。
自分のためにひっそりと貯めていく自信は、自分で自分の背中を押す力になるはずだよ。
なんにも知らないひとはきっと、貴方のことを人生軽々と乗り越えているように見えるだろう。
実はちゃんと、必要以上に苦労している。
笑い飛ばす強さがあるから、やっぱり貴方はヒーローなんだ。
だって、思い返せば貴方の後ろはいつだって晴れている。
空までも味方につけてしまうのか貴方は。

貴方は他人のことを想って涙を流すことが出来るひとだから、
そんな素敵な貴方だから、
貴方を想って涙するひともきっと居ると思うの、ほらここに。


私の文章で人生が小さじ1杯だけでも楽になりますように、そんな思いを込めて記事を描いています。 サポートして下さった貴方と、いつか珈琲が飲めますように⋆͛☽.゚