見出し画像

おうし座のレシピ 〜フルムーンのごはんにしましょう〜

ルーシー・グリーンさんと、毎月満月の前夜にお届けする、
星座のおはなし×レシピ「フルムーンのごはんにしましょう」。

今月は12日におうし座の満月を迎えます。

ルーシーさんの星座のおはなしはこちら。

わたしはレシピを考えた背景にあるちいさな物語と、レシピをお届けします。

さて、今晩もそろそろごはんにしませんか。

朝は日の光が入ってくるし、夜は暗闇に包まれる。

カーテンをつけていないこの部屋の、そんなところが好きだ。

この間まで、燦々と入って来ていた光も、最近はちょっと頼りないくらいの弱さ。

ああ、このまま眠っていたいなあ。

暖かい毛布にくるまっていると、トントンと小気味好い包丁の音が聞こえてきた。コーヒーの匂いもする。

お気に入りのマグカップは10年選手。
まだまだ永く付き合っていきたい。

ありがたいしあわせを噛み締めて、今日もおはよう。


画像1

さつまいもときのこのミルクスープ

[材料 作りやすい分量]
玉ねぎ 1/2個
しめじ 1パック
さつまいも 1本
ツナ缶 1缶
水 200ml
牛乳 100ml

オリーブオイル 大さじ1/2
塩 適量
パルメザンチーズ 大さじ2
胡椒 適量

[作り方]

①玉ねぎは粗みじん切り、しめじは石突きをとってほぐす、さつまいもは1cmくらいの角切りにして水にさらす

②厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、タマネギと塩ひとつまみを加えて炒める。全体が混ざったら弱火にして蓋をし、10分ほど蒸し焼きにする。焦げないように注意

③蓋を開け、鍋にしめじと塩ひとつまみを入れ、全体を混ぜて炒める

④よく水を切ったさつまいもと、油を切ったツナ缶、水を入れ、弱火で15分ほど煮込む。蓋はしない

⑤さつまいもに火が通っていることを確認して、牛乳とパルメザンチーズを加えてよく混ぜ合わせる

⑥塩胡椒で味を整えて、出来上がり

・2倍量くらいの多めに作って、④の状態で冷まして冷蔵しておくと、日持ちします。食べたい時に温めてチーズと牛乳を加えたらすぐにできるので、朝にもおすすめ。
・スープを作るときは、はじめに玉ねぎをしっかりゆっくり水分が出るくらいまで炒めると甘味が引き出されて美味しく仕上がります。きのこは炒めるとクセが抜けます。お家にある半端なお野菜を自由に入れて作ってみてください。
・ツナはスープに入れると一口ごとにスプーンにのるので、なんだかおトクな気持ちになる。クラムチャウダーみたいな雰囲気の味です。

わたしの中でのおうし座さんは、着実で日進月歩なイメージです。

料理は段取りが大事で、手順にはそれぞれ意味がありますが、おうし座さんはそれをふむふむと進めてくれるのかなと思って、スープにしてみました。

複数の食材をトントンと切って、炒めて、煮込んで…。慌てず穏やかに、仕上げていく。

それぞれの食感とうまみが調和する、噛み締めてわかる美味しさ。

少しの可愛さをプラスしたくて、ピンクペッパーを散らしました。
ピンクペッパーは黒胡椒よりも辛味が少なくて、さりげないアクセントになるところがまた、似合うかなと。
もちろん、なくても大丈夫です。

チーズは深みのあるコクが出るので、ミルクスープに入れるのはおすすめです。

奥深い味の重なり、丁寧な下ごしらえ、穏やかであたたかい気持ちになれる、おうし座さんのスープ、ぜひ作ってみてください。

それぞれの持つおうし座な部分が満たされますように。





おいしいの追求と心地よい空間づくりのため、サポートを使わせていただきます。