やぎ座のレシピ 〜フルムーンのごはんにしましょう〜
ルーシー・グリーンさんと、毎月満月の前夜にお届けする予定の、
星座のおはなし×レシピ「フルムーンのごはんにしましょう」。
今月は今日5日に、やぎ座の満月を迎えました。
お久しぶりになってしまいました。。
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?
おやすみしている間に過去のレシピを見てくださる方が多くて嬉しかったです。
ありがとうございます。
さてさて、今月のルーシーさんの星座のおはなしはこちら。
わたしはレシピを考えた背景にあるちいさな物語と、レシピをお届けします。
今回は、日本の黒い伝統食材、蕎麦をリクエストいただきました。
さて、今晩もそろそろごはんにしませんか。
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チリン…
おばあちゃんの家の縁側からは、紫陽花がきれいに咲いているのが見えて、そよ風の音がする。
季節を大切に、いつも丁寧に整えられたお庭は、実はおじいちゃんが水やりをしていたことは最近知った。
昔と変わらない景色に身を委ねることが、こんなにも心地良く思えるようになったのはいつからだっただろうか。
小さい頃は、お隣さんのあの子と一緒によくスイカを食べていたっけ。
なんて思いながら、ぼーっと道の方を見ていたら、ひとと目があった。
随分と大人になったけれど、ビー玉みたいな瞳は変わっていなかった。
「久しぶりだね、一緒におひる食べない?」
納豆ときゅうりのネバネバおろし蕎麦
[材料 2人分]
蕎麦(お好みのもの)2人前
きゅうり 1本
ミョウガ 1本
納豆 1パック
鰹節 少々
つけつゆ(お好みのもの)2人前
[作り方]
①蕎麦はお好みのものを茹でて水洗いし、冷たくしたものをざるにあげて水気をよく切り、ざるや器に盛り付ける
②つけつゆもお好みのものを用意し、冷やしておく
③きゅうりは洗って水気を切り、まな板の上に多めの塩を振って板摺りをしてトゲをとり、塩を洗い流してから、おろし金ですり下ろす
ミョウガは軽く洗って、根本を少し切り落とし、薄めの輪切りにして、水にさらす。30秒ほどでざるにあげてキッチンペーパーで水気をよく切る
④きゅうりとミョウガを同じボウルに入れ、納豆と付属のタレも入れて混ぜ合わせる。器に盛り、鰹節をのせる
⑤つけつゆに蕎麦を入れ、④のきゅうりと納豆の薬味をお好みの量入れて、ズズズといただく
*蕎麦は乾麺を茹でて冷水で締める方がコシがあって美味しいですが、茹で蕎麦を冷水でほぐしたものでも、簡単にすぐ作れて良いです。
*きゅうりは板摺りをすることで口当たりも良く、食べやすくなりますが、包丁の背でトゲトゲをはらうだけでも大丈夫です。
*ミョウガは水に晒すことでえぐみが無くなりますが、気にならない方はそのままでも大丈夫です。
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暑くなってきたのでさっぱりひんやり食べられるレシピを考えてみました〜。
やぎ座は伝統を大切にする星座ということで、日本の食材、納豆と合わせてみました。また、昔から言われている野菜の下処理の方法も書いてみました。食材の味がよりクリアになって美味しいです。ただ、どうしても面倒な時は簡単バージョンでいいと思います。
また、骨董品や陶磁器という意味も持つそうで、今回はお気に入りの器にそれぞれ盛り付けてみました。テーブルの上に様々な器があるだけで、グッと華やかさが増しますね。これも、面倒な時は、深めの大きめの器に蕎麦を盛って、つゆをかけて、その上にきゅうりと納豆の薬味をかけちゃっても良いです。
ご自身の調子を考慮しつつ、わびさびを感じていただければ幸いです。
あなたの中のやぎ座な部分が満たされますように。
おいしいの追求と心地よい空間づくりのため、サポートを使わせていただきます。