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サザンオールスターズおすすめアルバム【全アルバム評価&レビュー】


桑田佳祐さんがほぼ全ての作詞・作曲を行う、結成から45周年以上となる超長寿レジェンドバンドです。

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長いキャリアの中で、曲調の変化は4期に渡ってあると個人的に思っています。それぞれの特徴を参考に、好みの時期のアルバムを聴いてみてください。
・1枚目〜5枚目(熱い胸さわぎ〜NUDE MAN)
 …初期の軽快サウンドが楽しめる。変な感じのおもしろい曲も多い。
・6枚目〜8枚目(綺麗〜KAMAKURA)
 …シンセサイザー・サウンドを活かしたスリリングで芸術性が高い作品が多い。
・9枚目〜13枚目(Southern All Stars〜さくら)
 …多種多様な楽曲が展開されているが、メロディが洗練されており耳に残る。
・14枚目〜15枚目(KILLER STREET〜葡萄)
 …キャッチーなポップソングが増え、大衆向けな楽曲が多い。

それでは以下、アルバムごとの評価・レビューをどうぞ。

【オリジナル・アルバム評価】

熱い胸さわぎ

1st album(1978.8.25)

評価「C」

デビュー曲でありバンドの代表曲の1つ「勝手にシンドバッド」が収録されています。
アルバム全体的に打ち込みが少なくバンド感がほどよく出ています。
気楽に聴ける良作ですが、ゆったりしている曲も多いためこの評価としました。

お気に入り曲→#1.勝手にシンドバッド/#2.別れ話は最後に/#3.当って砕けろ/
#5.茅ヶ崎に背を向けて/#7.女呼んでブギ/#9.いとしのフィート

10ナンバーズ・からっと

2nd album(1979.4.5)

評価「C」

代表曲の1つ「いとしのエリー」収録。前作に比べてアップテンポでロックな曲が多いです。桑田さんのメロディメーカーとしてのセンスが出始めていると感じる一作です。ちなみにこの時期は桑田さん本人がノイローゼってテレビで言うほど忙しかったようです。

お気に入り曲→#3.ラチエン通りのシスター/#4.思い過ごしも恋のうち/#9.ブルースへようこそ/#10.いとしのエリー

タイニイ・バブルス

3rd album(1980.3.21)

評価「A」

明るい曲とバラード曲のバランスが良く、アルバム1枚を通して聞き応えがあります。
メロディアスでありながらも全体的に爽やかな印象を受けます。

お気に入り曲→#1.ふたりだけのパーティ〜Tiny Bubbles(type-A)/#2.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん/#5.涙のアベニュー/#6.TO YOU/#9.C調言葉に御用心

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 いなせなロコモーション(1980.5.21)、ジャズマン(JAZZ MAN)(1980.6.21)、わすれじのレイド・バック(1980.7.21)、シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー(1980.11.21)

ステレオ太陽族

4th album(1981.7.21)

評価「B」

これまでとは一癖違う曲が多く収録されており、桑田さんの作曲の幅広さを感じるアルバムです。
お気に入り曲はたくさんありますが、ジャンルが良くも悪くもバラバラで散漫としているためアルバムとしての評価はBとさせていただきました。

お気に入り曲→#1.Hello My Love/#2.MY FOREPLAY MUSIC/#3.素顔で踊らせて/#4.夜風のオン・ザ・ビーチ/#6.我らパープー仲間/#8.Let's Take a Chance/#9.ステレオ太陽族/#11.朝方ムーンライト/#13.栞のテーマ

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 チャコの海岸物語(1982.1.21)

NUDE MAN

5th album(1982.7.21)

評価「B」

メロディが良い曲が多く、特にもバラード曲がどれも素晴らしいです。曲調や路線としては前作『ステレオ太陽族』と次作『綺麗』のちょうど足して2で割った感じです。

お気に入り曲→#1.DJ・コービーの伝説/#3.夏をあきらめて/#5.匂艶 THE NIGHT CLUB/#6.逢いたさ見たさ病めるMy Mind/#8.Oh! クラウディア/#9.女流詩人の哀歌/#12.来いなジャマイカ

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
Ya Ya(あの時代を忘れない)(1982.10.5)、ボディ・スペシャルⅡ(1983.3.5)

綺麗

6th album(1983.7.5)

評価「A」

音がクリアでピアノの音が光る曲が多く収録されています。シンセサイザー・サウンドが取り込まれていますが、ほどよい感じで取り込まれおり、全体的にアルバム名のとおり「綺麗」さを感じるアルバムです。

お気に入り曲→#1.マチルダBABY/#2.赤い炎の女/#3.かしの樹の下で/#4.星降る夜のHARLOT/#5.ALLSARS' JUNGO/#6.そんなヒロシに騙されて/#10.サラ・ジェーン/#13.EMANON/#14.旅姿六人衆

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 東京シャッフル(1983.11.5)

人気者で行こう

7th album(1984.7.7)

評価「S」

前作に続きサウンドが洗練されている印象を受け、ロックソングとバラードソングのバランス・曲順が良く、緊張感が漂う構成となっておりアルバム1枚としての完成度が非常に高いです。前作と違ってシンセサイザー・サウンドを穏やかに使うのではなくキレッキレに使っている印象です。

お気に入り曲→#1.JAPANEGGAE/#2.よどみ萎え、枯れて舞え/#3.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)/#4.開きっ放しのマシュルーム/#5.あっという間の夢のTONIGHT/#7.海/#8.夕方 Hold On Me/#10.メリケン情緒は涙のカラー/#11.なんば君の事務所/#12.祭りはラッパッパ

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
  Tarako(1984.10.21)

KAMAKURA

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8th album(1985.9.14)

評価「S」

初の2枚組アルバム。前作同様サザンの代表曲はほとんど収録されていないものの、曲の良さや完成度、構成など、何を取っても傑作と言える1枚です。
ボリューム満点ですが、最後まで聴き応え抜群です。異なるジャンルの曲であっても、作品全体的に一貫して同じ雰囲気が流れているように感じ、どことなくコンセプトアルバムとも思える作品となっています。
ちなみに2枚組アルバムは14枚目のアルバム「KILLER STREET」とこちらだけです。

お気に入り曲→
(disk1) #1.Computer Children/#2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい)
#3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero/#4.愛する女性とのすれ違い/#5.死体置場でロマンスを/#6.欲しくて欲しくてたまらない/#7.Happy Birthday/#8.メロディ(Melody)/#9.吉田拓郎の唄/#10.鎌倉物語
(disk2) #1.顔/#2.Bye Bye My Love(U are the one)/#3.Brown Cherry/#5.星空のビリー・ホリデイ/#7.夕陽に別れを告げて〜メリーゴーランド/#9.Long-haired Lady/#10.悲しみはメリーゴーランド

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 みんなのうた(1988.6.25)

Southern All Stars

9th album(1990.1.13)

評価「A」

前作『KAMAKURA』の後に活動を休止していたため、前作から4年以上のラグがあります。作品名とジャケットが明らかにビートルズのホワイトアルバムを意識していますが、2枚組ではなく曲も散漫としている感じではなく寧ろ1作品として完成度の高さを窺える1枚となっております。
1曲目のヘヴィな「フリフリ '65」から一気に持っていかれます。
サウンド面でも質が良く、聞き応えがある曲が多いです。ずっしりと聞き応えがある感じと言ったところでしょうか、ロックソングはしっかりヘヴィで、バラードソングはセンスが炸裂しており、次作以降のヒット曲含めたバラードソングの作曲への布石を感じます。
地味にこのアルバムがサウンド面としての新たな転換期でもあると思っております。

お気に入り曲→#1.フリフリ '65/#5.YOU/#7.OH, GIRL (悲しい胸のスクリーン)/#8.女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)/#11.さよならベイビー/#13.逢いたくなった時に君はここにいない

稲村ジェーン(サウンドトラック)

10th album ※サウンドトラック (1990.9.1)

評価「B」

桑田佳祐さん監督の映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックアルバム。
前作と同じ曲が収録されていたり、稲村オーケストラ名義の曲があったりと、それが故にオリジナルアルバムという位置付けが難しいですが、代表曲である「希望の轍(稲村オーケストラ名義)」「真夏の果実」が収録されており、編曲に小林武史さんが加わるようになるなど、バンドとしては新たな転換となる重要な一枚です。
収録曲はところどころセリフなど入ってますが、シンプルにいい曲が多いのでおすすめです。

お気に入り曲→#1.稲村ジェーン(SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS)/#2.希望の轍(稲村オーケストラ)/#6.真夏の果実/#8.東京サリーちゃん(SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS)/#11.愛して愛して愛しちゃったのよ(原由子&稲村オーケストラ)

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 ネオ・ブラボー!!(1991.7.10)

世に万葉の花が咲くなり

11th album(1992.9.26)

評価「A」

小林武史さんが編曲に全面的に関与しているアルバムです。とにかくメロディが良く、ロックソングも濃厚な仕上がりとなっています。
また、16曲収録されており、2枚組のアルバムを除いては13枚目『さくら』15枚目『葡萄』と同様、最多の収録数となっています。
イロモノ系な曲も収録されているため、ビートルズでいう『Magical Mystery Tour』のような感じです。

お気に入り曲→#3.せつない胸に風が吹いてた/#4.シュラバ★ラ★バンバ/#5.慕情/#8.HAIR/#9.君だけに夢をもう一度/#10.DING DONG(僕だけのアイドル)/#11.涙のキッス/#12.ブリブリボーダーライン/#15.IF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR/#16.CHRISTMAS TIME FOREVER

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 エロティカ・セブン EROTICA SEVEN/素敵なバーディ(NO NO BIRDY)(1993.7.21)、クリスマス・ラブ(涙のあとは白い雪が降る)(1993.11.20)、マンピーのG★SPOT(1995.5.22)

Young Love

12th album(1996.7.20)

評価「B」

小林武史さんが編曲に関与していた前作とは打って変わって、バンドサウンドが全面的に出ています。桑田さん本人も「原点回帰」がテーマというように、ビートルズ初期のような爽やかさを兼ね備えたシンプルでありながらもストレートに響いてくる楽曲群が特徴のアルバムです。

お気に入り曲→#1.胸いっぱいの愛と情熱をあなたに/#2.ドラマで始まる恋なのに/#3.愛の言霊 〜Spiritual Message〜/#4.Young Love/#5.Moon Light Lover/#6.汚れた台所/#7.あなただけを 〜Summer Heartbreak〜/#8.恋の歌を唄いましょう/#10.愛無き愛児 〜Before The Storm〜/#13.太陽は罪な奴/#14.心を込めて花束を

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜(1997.8.21)

さくら

13th album(1998.10.21)

評価「B」

サザン史上今のところ最後の挑戦作・意欲作と勝手に位置付けています。キャッチーな曲というより、桑田さんの趣向を全面に押し出した作品という感じがします。
個人的にはかなり好きな作品ですが、ロックソングはこれまで以上にヘヴィな作りとなっており、バラードソングもずっしり染みる曲が多く、全体的に重ためであるため、前作の明るい軽快な雰囲気と打って変わって暗いイメージがあり、評価が分かれる作品でもあります。(当時の世の中の世紀末に係るなんとなくどんよりとした雰囲気も多少影響がある。)
一方で、全体の雰囲気が作品として芸術性を感じるアルバムであるため、初心者にはおすすめしづらいですが、サザンをだいたい聴いている方にはぜひ本作を通しで聴いてみていただきたいと思います。
扱っているテーマやサウンドなど、総じて大人なアルバムといった感じです。

お気に入り曲→#1.NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH/#2.YARLEN SHUFFLE 〜子羊達へのレクイエム〜/#3.マイ フェラ レディ/#4.LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜/#5.爆笑アイランド/#6.BLUE HEAVEN/#7.CRY 哀 CRY/#8.唐人物語(ラシャメンのうた)/#9.湘南SEPTEMBER/#10.PARADISE/#11.私の世紀末カルテ/#12.SAUDADE 〜真冬の蜃気楼〜/#13.GIMME SOME LOVIN' 〜生命果てるまで〜/#14.SEA SIDE WOMAN BLUES/#15.(The Return of)01MESSENGER 〜電子狂の詩〜<Album Version>/#16.素敵な夢を叶えましょう

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 イエローマン 〜星の王子様〜(1999.3.25)、TSUNAMI(2000.1.26)HOTEL PACIFIC(2000.7.19)、この青い空、みどり〜BLUE IN GREEN〜(2000.11.1)

KILLER STREET

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14th album(2005.10.5)

評価「C」

前作から7年の時を経て発売された2枚組アルバム。
前作と打って変わって、明るいキャッチーなポップソングが多くなっています。
一般的なサザンの明るい方のポップスなイメージはこのアルバムが色濃く出ていると思います。
ジャケ写はビートルズのアルバム「アビーロード(Abbey Road)」のパロディですが、内容はアビーロードよりもホワイトアルバムみを感じます。(2枚組であることと、多様な楽曲が収録されていることから)
よって、散漫な感じがあることと、個人的にさほど好みでない曲も収録されていることから評価は「C」としました。

お気に入り曲→
(disk1)#3.彩 〜Aja〜/#6.神の島遥か国/#7.涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜/#9.ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman〜/#10.BOHBO No.5/#12.LONELY WOMAN/#13.キラーストリート/#14.夢に消えたジュリア/#15.限りなき永遠の愛
(disk2)#1.ごめんよ僕が馬鹿だった/#2.八月の詩/#3.DOLL/#4.別離/#5.愛と欲望の日々/#7.君こそスターだ/#8.リボンの騎士/#11.恋するレスポール/#13.The Track for the Japanese Typical Foods called "Karaage" & "Soba" ~ キラーストリート (Reprise)/#14.FRIENDS

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜(2006.8.9)、I AM YOUR SINGER(2008.8.6)

葡萄

15th album(2015.3.31)

評価「B」

前作からざっと10年ぶりに発売されたアルバム。
桑田佳祐さんのソロアルバムの雰囲気も感じますが、アルバム全体的にジャケ写どおりの「和」の雰囲気が感じられ、このアルバムからしか得られないものを感じます。

お気に入り曲→#5.ピースとハイライト/#6.イヤな事だらけの世の中で/#7.天井棧敷の怪人/#9.東京VICTORY/#11.栄光の男/#15.バラ色の人生/#16.蛍

◆このあたりに発売されたシングル曲(オリジナル・アルバム未収録)
 闘う戦士たちへ愛を込めて(2018.6.15)、壮年JUMP(2018.7.23)、愛はスローにちょっとずつ(2019.8.12)

【ベスト・アルバム評価】

バラッドシリーズ(バラッド'77~'82、BALLADE 2 '83~'86、バラッド3 〜the album of LOVE〜(1987~2000))


バラッド'77~'82(1982.12.5)
BALLADE 2 '83~'86(1987.6.21)
バラッド3 〜the album of LOVE〜(2000.11.22)
総評価「C」

いわゆるバラード曲を集めたバラードのみのベストアルバム。
'77~'82と'83~'86については、ほぼオリジナル・アルバムに収録されている曲のみ収録されているため、オリジナル・アルバムを聴いていれば購入する必要はないです。
バラッド3は桑田さん本人が選曲しており、オリジナル・アルバムに収録されていない曲(※)も収録されているため価値あり。

※ オリジナル・アルバム未収録で本アルバムに収録されている曲
冷たい夏、クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)、TSUNAMI、夏の日のドラマ

すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS

1989.7.21発売

評価「B」
1st album『熱い胸さわぎ』〜8th album『KAMAKURA』までの4枚組ベストアルバム。全61曲。
オリジナル・アルバムに収録されていないシングル曲やカップリング曲(※)が多く収録されているため、それ目当てでレンタルや購入しても良いかと思います。

※ オリジナル・アルバム未収録で本アルバムに収録されている曲
 I AM A PANTY (Yes, I am)、青い空の心(No me? More no!)、いなせなロコモーション、ジャズマン(JAZZ MAN)、ひょうたんからこま、わすれじのレイド・バック、シャ・ラ・ラ、ごめんねチャーリー、チャコの海岸物語、翔(SHOW) 〜鼓動のプレゼント、Ya Ya (あの時代を忘れない)、シャッポ、ボディ・スペシャルⅡ (BODY SPECIAL)、東京シャッフル、Still I Love You、おいしいね〜傑作物語、みんなのうた

HAPPY!

1995.6.24発売

評価「A」
1st album『熱い胸さわぎ』〜11th album『世に万葉の花が咲くなり』までの3枚組ベストアルバム。全48曲。
選曲・曲順の構成は桑田佳祐さんによるものです。
そのため、恐らく桑田さんのお気に入りなシングル曲やそのカップリング曲なども収録されています。diskごとに構成がしっかりしていて、選曲範囲も広いため聴き応えがありおすすめです。私は本アルバムでサザンにハマりました。

※ オリジナル・アルバム未収録で本アルバムに収録されている曲
マンピーのG★SPOT、おいしいね〜傑作物語、みんなのうた、メリージェーンと琢磨仁、遙かなる時間、ゆけ!!力道山、チャコの海岸物語、クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)、Ya Ya (あの時代を忘れない)、エロティカ・セブン EROTICA SEVEN、素敵なバーディ(NO NO BIRDY)、LOVE SICK CHICKEN

海のYeah!

1998.6.25発売

評価「A」
1st album『熱い胸さわぎ』〜12th album『Young Love』までの2枚組ベストアルバム。全30曲。
バラードベスト(バラッドシリーズ)や完全限定生産盤(すいか、HAPPY!)を除いた初の純粋なベストアルバム。
ヒット曲や人気曲が収録されていて、本アルバム自体も大ヒットしたため、入門編として入る人が多いと思いますし、入門編としておすすめです。

※ オリジナル・アルバム未収録で本アルバムに収録されている曲
 いなせなロコモーション、チャコの海岸物語、みんなのうた、エロティカ・セブン EROTICA SEVEN、マンピーのG★SPOT、平和の琉歌

海のOh,Yeah!

2018.8.1発売

評価「A」
13th album『さくら』〜15th album『葡萄』までの2枚組ベストアルバム。全30曲。全33曲。
『海のYeah!』に次ぐ純粋なベストアルバム。シングル曲も収録されているため、『さくら』以降のサザンのヒット曲をまずは抑えたい!という方におすすめです。

※ オリジナル・アルバム未収録で本アルバムに収録されている曲
TSUNAMI、イエローマン 〜星の王子様〜、HOTEL PACIFIC、OH!! SUMMER QUEEN〜夏の女王様〜、01MESSENGER 〜電子狂の詩〜、DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜、I AM YOUR SINGER、北鎌倉の思い出、闘う戦士たちへ愛を込めて、壮年JUMP、弥蜜塌菜のしらべ

【アルバム未収録曲のすゝめ】


オリジナル・アルバム及びベストアルバムに収録されていないシングル曲のやカップリング曲のうち、おすすめを紹介します。

・Five Rock Show(「わすれじのレイド・バック(1980.7.21)」のカップリング曲)
・Tarako(シングル曲。1984.10.21)
・LOVE KOREA(「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」のカップリング曲)
・世界の屋根を撃つ雨のリズム(「BLUE HEAVEN」のカップリング曲)
・チャイナムーンとビーフン娘(「この青い空、みどり〜BLUE IN GREEN〜(2000.11.1)」のカップリング曲)
・経験Ⅱ(「涙の海で抱かれたい 〜SEA OF LOVE〜」のカップリング曲)
・太陽に吠える!!(「DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜(2006.8.9)」のカップリング曲)

【お気に入りアルバム5選】


・人気者で行こう
・KAMAKURA
・Southern All Stars
・さくら
・HAPPY!

【厳選お気に入り曲10選】


・C調言葉に御用心 (1980「タイニイ・バブルス」収録)
・Ya Ya(あの時代を忘れない)(1982.10.5)
・夕方 Hold On Me(1984「人気者で行こう」収録)
・吉田拓郎の唄(1985「KAMAKURA」収録)
・女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)(1990「Southern All Stars」収録)
・真夏の果実(1990「稲村ジェーン」収録)
・HAIR(1992「世に万葉の花が咲くなり」収録)
・涙のキッス(1992「世に万葉の花が咲くなり」収録)
・マンピーのG★SPOT(1995.5.22)
・DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜(2006.8.9)

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