妨害者と一緒に生きていく【ポジウィル体験記②】
ポジウィルでの2回目の面談を終えました。
この記事では面談で行ったこと、気付いたことについて書いていきます。
今回のゴールは「自分の無意識の思考の癖を認識し、対処ができるようになる方法を知る」でした。
妨害者の詳しい説明は以下のURLに掲載されています
https://diamond.jp/articles/-/42104
自分のネガティブな出来事を振り返ると
私の場合は7歳の頃に大好きでずっと甘えていた母が、親同士の会話で「小2になってもこんな感じなんだよね…」と心底呆れている感じで話しているのを聞いてしまったことが、一番初めに妨害者が出てきたときでした。
ここから、母に嫌われたくないから完璧な自分でいたい、自分の感情を出すのが怖い、と思うようになりました。
さらに、高学年になるにつれて習い事が増えていき、母が望むようないい成績を残さないと価値が無いと思うようになりました。
他にも色んな出来事を振り返り、自分には「潔癖症」「こわがり」「優等生」の妨害者がいることが分かりました。
どんな妨害者がいるか分かったら、今度はどう考えると楽になれそうか、を考えていきます。
どう考えると楽になれそうか、というのは
「妨害者の考えは間違っている」ではなく「確かにそういう考えもあるよね。じゃあこういう考えはどうかな?」という風に、妨害者を柔らかく受け止め、強張っている力を緩めていくような感覚です。
この作業が私にとっては、とても大切な時間でした。
今迄は「完璧じゃなくても、結果が出てなくても、こわがりでも大丈夫。それだけで自分の価値が決まるわけじゃない」と頭の中では分かっていても、どこかでそれを否定している自分がいたり、これまで自分を守ってくれていた感情を否定してしまっているような気がして、モヤモヤしていましたが
妨害者ワークを通じて、
自分の中にある妨害者と関わる上で一番大切なのは
「自分が妨害者の一番の味方」でいることだと気付くことができたからです。
これから生きていく中で、何度も妨害者が出てきて挑戦することを阻もうとすることがあると思います。
でもそのたびに、何度でも彼らの思考と向き合い、私らしく生きられるよう、一緒に頑張ってもらおうと思います。