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マンション住まいの方向け 猫飼育における騒音問題と解決策

今回の記事は都市部のマンションやアパートに住んでいる家庭向け。猫を飼育している方は、騒音問題に気を付ける必要がある。特に木造アパートなどになると、隣の部屋の生活音が良く聞こえてくるはず。それがゆえに、自分の飼育している猫が暴れだしたりしてしまうと、苦情が来るケースもよくある。近年では、空前の猫ブームが来ており、ペットを飼うのであれば「猫を飼いたい」と考える方が多くなっているが、騒音問題も考慮したうえで飼育をするかどうかを検討したほうが良い。では猫はどのような騒音問題を引き起こしてしまうのだろうか?

発情期の鳴き声

猫で一番の問題になりそうなのが、発情期だろう。普段とても大人しくて静かな猫でも、年に数回訪れる発情期はそうもいかなくなる。発情期になると人間の赤ん坊のような甘い鳴き声をずっと出し続けることになり、かなり近所迷惑になる。これが原因でもめ事に発展するケースがとても多くみられている。

引っかく音

猫は爪とぎをするいきものだ。爪を壁などを利用して研いでいくわけだがこの時の音がとてもうるさい。音自体はそれほど大きくはないのだが、爪とぎはよく行う行為になるため、頻度が上がると近所からクレームが来るケースが考えられる。ただし幸いなことに現代ではネコ用の爪切りはさみがあったり、爪とぎボードなどが売られているため、対策を練ることは可能である。

爪とぎ

喧嘩

猫はそもそも協調性のある生き物とは言い難い。多頭飼いしている場合は、猫同士で喧嘩が始まるケースがある。猫は一匹狼であり、群れる必要性もなく、縄張り意識も強いため、他の猫と喧嘩をすることはよくある。喧嘩になると、ネコの鳴き声が大きく響くため、確実にクレームになる。相性が悪い場合は、猫同士を別居させる、他の家庭に引き取ってもらうなどの対応が必要になるだろう。

足音

猫は忍び足と言われており、それ程足音はしないが、子猫から2,3歳あたりになるまでは好奇心も旺盛で、良く運動をする傾向にある。このときに問題になるのが、足跡による騒音だ。猫が運動会を始めてしまうと、下に住んでいる住人にかなり迷惑をかけてしまう。こんな時には防音対策が必要になるだろう。フロアマットなどを用意して、できるだけ音を出さないような構造にする必要がある。

防音

夜中に鳴き続ける

猫は元々夜行性の生き物なので、夜に活発に行動するタイプも多い。夜は周りの住宅の住民も寝ていることが多いため、鳴いてしまうと非常に迷惑をかけることになりクレームに発展する可能性が高い。こんなときには壁にも防音素材などを取り付ける工夫が必要になるだろう。夜の時間帯の騒音は特にクレームになりやすいので、多少神経質になっても対策をした方がいい。

防音

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