「いつまでに成績が伸びないと受かりませんか?」
試験の前日までです。
いや、むしろ当日になって急に長文が読めたと返ってくる現役生もいます。
誰もが、受験直前まで実力は伸び続けます。ずっと努力していたら、急にある時ボンと実力がアップする人が多いのですが、これが1月末に限ってこない!…なんてことはないので、最後の最後で急に実力アップする生徒もいるのです。だから、期限を設けるのはナンセンス。
これは何度も話をしてますが、3年前、都立雪谷高校の野球部の生徒が、最初は「日東駒専になんとか行きたい」と塾に来たのですが、結果的には国語は苦手だったのですが社会と英語で高得点をマークして現役で立教に合格して、今は立教の大学生4年生です。彼は、12月ぐらいでも立教の赤本は全然できてなかったようです。1月末のセンター試験も5割ちょっとしかとれませんでした。
また、目黒高校の女子2人は、高校で学年のの下から20番ぐらいだったのですが、なんとか1月中旬に明治の過去問で合格最低点を取れだして、現役で2学部ずつ合格しています。また雪谷サッカー部の男子2名も、国語がかなり苦手で偏差値30ぐらいだったけど、なんとか1月に入って国語が慣れだして、結果的には社会と英語でブッチギッて、明治にほぼ全勝しています。
何事も成功者に学べ!です。彼ら彼女らの共通点は次の3つです。
1)合格最低点付近を取れだしたのは、入試本番2週間前ぐらい
2)だから、最後まであきらめずに受験する大学に絞って、過去問対策!
3)その為には、滑り止めなんか受けず、腹をくくって大学を明治とか中央とか、その両方…などと絞っていく
先に紹介した高校生は、この3つを実践できたのです。だからかなり不利な状況からのスタートだったにもかかわず現役合格をしてきています。この「腹をくくる(覚悟を決める)」ってことは、誰でもできることです。だから、GMARCHレベルの受験は「頭」ではなく「メンタル」です。