副業して良い世の中ではなくて、しないと苦しくなっただけ
Webデザイナーを名乗っていると
「副業でも稼ぎやすい」
「PCひとつでいつでもどこでもお仕事できる」
そんなイメージをもたれやすい
それはそう、正しいと思うけれど、これを伝えてくるひとの言葉の裏にはどんな気持ちが隠れているのだろう、わたしに何を期待しているのだろう、とふと考える
最近は”副業”のハードルも下がり、会社員も起業をしたり会社としても副業を推進したりしている
「じゃあ、みんな副業すればいいじゃん!!!」
「今の時代は、ダブルワーク必須だね!」
という声が目立ってくるが、そうではなくて、会社員が”会社員”だけの給料では厳しいから”副業”が流行るしかなかったのではないかということ
そもそも”会社員”だけで、生活に満足していたらそこまで頑張る必要はない
けれど家庭をもったり、子育てをしたり、夢を追いかけたりするとき
「あともう少し経済的に余裕があれば..」.
という願いを叶えるためには”複業”が必要な環境だった、というひとが多いのではないか
勿論、やりたいことがあって起業したり、”複業”として始めたりする方もいる
世の中がわるいのか、会社がわるいのか
そもそもなにかを”わるい”と位置しないといけないのか
そんなことを考えて不安を抱えてしまうくらいなら、とりあえず本屋にでも行って経済、起業についての本を20冊くらい読むのも良いだろう
そんな場面が立ちはだかったときに、”複業”や”起業”をするという行動が実際にできるということはとても強みではあるが、今は起業だってほぼほぼノーリスクでできるし、少し調べれば知識が味方となってくれる
例えばさっきのようになにかが”わるい”と感じるのであれば、試せることは全部やってみるのも良いのかもしれない
世の中、会社がわるいというなら、政治を知って選挙へ行こう
会社がわるいというなら、自分で変えよう、転職をしよう
自分がわるいというなら、スキルをつけよう、自分の市場価値をあげよう
これだけでも、環境は変わる
あと、大事なことをもうひとつ
疲れてしまったなら、休もう
環境に振り回されて自分を大切に出来なくなったときは、絶対に無理をしないで休むこと
ゆっくり休むことは、決してわるいことではないし、必要なことです
大切に想ってくれるひとが近くにいるならば頼って、思い当たらなかったらこんな風に書くことで誰かしらに届けることはできる
「副業」「リモートワーク」
これが便利だと感じるひとがいる分、息苦しさを感じているひともいると思う
その抱えている不安も、環境が変わることで意外とあっさり消えたりするということも、頭の片隅に置いていてほしい
この時代をどう生きるのか、自分がリラックスできる場所、ひと、ものは何なのか
心のお守りになるものを持っていたい