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アレルゲン性食品タンパク質の摂取は、非アレルギー体質の人の全身性IgG抗体反応と関連する
アレルゲン性食品タンパク質の摂取は、非アレルギー体質の人の全身性IgG抗体反応と関連する
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https://doi.org/10.1016/j.immuni.2022.11.004
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ハイライト
複数のデータベースから7,541個のタンパク質を網羅したPhIP-seqペプチドライブラリーを作成した。
非アレルギー成人1,003人の血清抗体応答が、様々な食物タンパク質を標的としている。
動物(牛乳、鶏肉)および植物(穀類、豆類)タンパク質を結合する一般的なIgGレスポンス
抗食品抗体反応は 5 年以上安定しており、食事摂取量と関連する。
まとめ
食物指向性免疫グロブリンE(IgE)はアレルギーとの関連で研究されているが、食物抗原に対するIgG反応の有病率および大きさは、一般集団では不完全にしか明らかにされていない。我々は、アレルゲンデータベースと免疫エピトープデータベース(IEDB)から得た58,233のペプチドからなるファージディスプレイライブラリで表現される食物および環境抗原に対するIgG結合を測定した。イスラエルの平均的な成人人口を代表する大規模コホート(n = 1,003)の血液サンプルをプロファイリングすることにより、多くの食物抗原が最大で50%の人に全身性IgGを誘発することを示した。特定の食物タンパク質の食事摂取量は抗体結合と相関しており、食事がIgGエピトープのレパートリーを形成しうることが示唆された。私たちの研究は、食物抗原に対する豊富な全身性IgG反応を記録し、集団スケールでの正確な免疫原性エピトープの参照マップを提供し、疾患文脈における食物および環境抗原指向性抗体結合の役割を解明するための基礎を築くものである。
グラフの概要
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IgG「食物感受性」検査に意義がないことのさらなる証拠
📊食物アレルギー症状のない人が多数存在する。
多くの動植物抗原がIgGを誘発する 🌾~50
🚹個体差がある
⏰経過とともに安定する
🧪 抗体は耐性を反映する