微生物、オキシトシン、ストレス。食行動を制御する収束プレイヤー


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Journal of Neuroendocrinology受理済み論文 e13243
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微生物、オキシトシン、ストレス。食行動を制御する収束プレイヤー



クリスティーナ・クエスタ=マルティ、フリーデリケ・ウーリッグ、ベゴニャ・ムゲーザ、ニール・ハイランド、ジェラルド・クラーク、ハリエット・シェレケンス
初出:2023年2月15日
https://doi.org/10.1111/jne.13243
査読 この論文の査読履歴は、https://publons.com/publon/10.1111/jne.13243 でご覧いただけます。
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概要
オキシトシンは、多面的な生物学的機能が広く研究されているペプチドホルモンであり、最近では、拒食性神経ペプチドとしての作用を通じて、食行動におけるその役割が注目されている。さらに、腸内細菌叢は脳腸軸を介したオキシトシン作動性シグナル伝達、特に社会的行動の調節に関与していることが知られている。腸内細菌叢は食欲調節にも関与しており、快楽的摂食の中枢調節に関与していると推測される。本総説では、オキシトシンとマイクロバイオーム、食行動の恒常的・非均質的調節、社会的行動やストレスとの個々の関連について概観する。

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